ここ大分でも今桜が満開であるが、そんなある日「わが祖国」では遠くで大勢の暴走族が走り回っているような「ぶ~ん」という多重音が聞こえてきた。
もしやと思ってセットしておいた蜂の巣箱のところに行ってみると、やはりニホンミツバチの分蜂が起こり、無数の蜂が上空を舞っているではないか!
ニホンミツバチは一斉に花が咲く春に分蜂する。
一つの群れの中で産卵することができる女王蜂は一匹だけだが、春になると巣の中に新しい女王が誕生し、今までの女王は群れの約半数を率いて新しい巣を作るために飛び立つ。
新天地を求めて飛んでいくのである。
そして私の巣箱を選んでくれた!
上の写真は女王を護衛しながら飛んできた数万の大空挺師団が巣箱の前の空を制圧している様子である(笑)
この羽音が遠くの暴走族のように聞こえた。
やがて女王が新しい城に入城すると、
従者たちは続々と着陸し、行進しながら城に入っていった。
この大行進がかなりの時間続く。
エジプト最後の女王、プトレマイオス朝、クレオパトラ7世のローマ入城もかくやと思わせるような壮麗さであった。
大分蜂を動画にしたので、迫力の映像をぜひどうぞ!
どの庭にも、少なくとも一家族の蜜蜂が必要(アナスタシア)
どの庭にも、少なくとも一家族の蜜蜂が必要というアナスタシアのアドバイスはこちら。
去年から養蜂をはじめて2年連続で蜂さんが来てくれたが、去年は夏に隣接地に除草剤がまかれたあと、群れが脱出してしまった。
今年は何とかここで越冬してもらいたいなぁ~