選民意識があり、人を馬鹿にして自分を満たしてしまいます

質問です。
選民意識とか特別意識というのも、それを見つめる(感じる、味わう)ことで無くすことができますか?
子どもの頃から、本当は母に大切に扱ってもらいたかったのにそうしてもらえず、母を馬鹿にするという方法で自分を満たすことをしていました。
怒られて本当は悲しいのに平気なフリをして、弱く情けない自分を隠すために、自分を大きく見せようと虚勢を張っていました。
気を付けて生活をしてきましたが、多分、今もあまり変わってません。。
この意識も胸の辺りを苦しめている気がしています。

選民意識は不自然

選民意識というのは、「我々は神に選ばれた民」ということですね。
特別な民、特別な人というのは孤独なものです。
平成天皇が「天皇というのは孤独なものです。」と言われているのを読んだことがありますが、その通りなのだろうと思います。
いくらご学友とかと言っても、私たちが友達、親友、幼なじみの親しみをもって天皇陛下に接する人は誰もいないでしょう(笑)

そういう意味で社長も孤独なものであるというのを社長さんに聞いたことがあります。
特にオーナー社長というのは社内では特別なものです。
社員は私たちが友達に持つような親しみを社長にもつことは普通はありません。

私たちはなかなか「選民」にはなりきれませんが、もしなったとしてもそんなに楽しいものではないようですよ(笑)

「平家にあらずば人にあらず」と強い選民意識を持っていた平家一門も、壇ノ浦の海の藻屑と消えてしまいました。

何か「選民意識」には不自然なものがあるのですね。

あなたが「神に選ばれし民」であれば、それ以外の人は「選ばれなかった民」なのです。

もしあなたの仲のよかった友達グループで、ある日突然「私は神に選ばれた特別な人です」と言ったとしますよね。「あなたたちは選ばれてない」わけです。そう宣言した瞬間に、お互いの間に溝ができますよね。そうして分断が生じていきます。うっとうしいですよね(笑)

あいつはうっとうしいからやっつけろ!とケンカになるかもしれない。

世界の戦争の主な原因は宗教対立ですが、お互いに「私たちは神に選ばれた」と思っているからです(笑)

選民意識をもつ人々というのは実にめんどくさいのです(笑)

本当は母に大切に扱ってもらいたかったが、母を馬鹿にするという方法で自分を満たしていた。

まずですね。
親も人間であり、完全な人はいません。

ですから、親が自分にとって完璧な親でないことはごく普通です。

当たり前のことです。

(私の親父なんかもたいがいでしたよ^^;)

ですから、そんなものだということをまずわかってください。

馬鹿にするという方法で自分を満たしてきた

これもごく普通に見られることです。
「人の不幸は蜜の味」ってやつですね^^;

こういう言葉があるくらいですから、世間に広くみられることです。

テレビのワイドショーでは、人のうわさやゴシップをしょっちゅう取り上げています。

人々の間でも、グループ以外の人のうわさ話に花を咲かせることはよくあります。

そう言う時「あの人は立派だ、素晴らしい人だ」なんて噂話はまずありませんね^^;

ですからそれは世間一般に広くみられる現象ですから、気にしなくてもいいです(笑)

親や自分を責めるのはやめる

ですから、親が完璧でないのは当たり前ですし、人を馬鹿にしたり、人の不幸を見ることで「自分は相対的にマシだ」と考えることは、ごくありふれた普通のことですから、そいうことで、親や自分を責めるのはやめることです。

まぁ親も私も普通だなと(笑)

何でも自由に選べる

さて、誰かをバカにしたり、人のうわさ話をして、連帯意識をもったり、「自分はマシだ」と思うことを続けたいなら、今生ずっと続けてもいいし、なんならあと100回の転生くらい続けてもいいです(笑)
ああもう、こんなことを繰り返しても、何も楽しくない、もっと別の生き方をしてみたい、と思い始めた時、はじめてそうすればいいのです。

グループでいつも集まって誰かの噂話をしていた人が、急に抜けることがありますね。

もうそういうことを延々と繰り返すことがバカバカしくなるのです。

そう思った人が、グループから立ち去ります。

最初は「あの人は裏切り者だ」とかなんとか、言われたりするかもしれませんが、自分の意識と生活の範囲からいなくなれば、やがてまた別の人の噂話をはじめますから、何も問題ないのです(笑)

なぜ選民意識を持ちたがるのか?

なぜ選民意識を持ちたがるのでしょうかね?

それは「弱く情けない自分を隠すために、自分を大きく見せようと虚勢を張る」ためです。

王様になればいつ近隣諸国が攻め込んでくるかわからないし、家臣に下剋上されるかもしれない。「特別な人」というのはとても危険なのです(笑)

ですから、私は神に選ばれた特別な人だから、私を襲ったりすると天罰があたるぞ!ということにして自分を守りたいのです。王権神授説ですね。

ですから自分は特別だ!と主張する裏には、今の自分がいつ脅かされるかわからないと、内面には「弱く情けない自分」がいるからなのです。

自分は「弱く情けない」という認識を捨てる

選民意識を捨てるには、背景にある自分は「弱く情けない」という認識を捨てる必要があります。

自分が「弱く情けない」なら、虚勢を張って自分を守る必要があるからです。

一体誰に対して弱く情けないのか?

一体誰に対して自分は弱く情けないと思っているのでしょうかね?

そりゃ平家みたいに「平家にあらずば人にあらず」とおごっていれば、源氏に攻め滅ぼされます。

しかし今の世の中あなたにとって源氏などいないでしょ?(笑)

一体誰に対して何が弱く情けないのでしょう。

それはもしかしたら「自分が自分を弱く情けないと思っているだけ」ではないのですか?

もし誰かがあなたのことを「弱く情けない」と思っていたとしましょう。

それがどうしましたか?

思わせておけばいいじゃないですか(笑)

実害は何もありません(笑)

まぁ世の中には人の噂話をして楽しむ人々がいますから、場合によっては話のネタにされて「弱く情けない」と言われてるかもしれません。

それがどうした!(笑)

実害は何もない

実害は何もありません。

ほっとけばいいのです。

仮に本当に「弱く情けない」としても現代は源氏が攻め滅ぼしにくることはないのですから、何も問題ないのです。

ほとんどの人は源氏が攻めてきたら「弱く情けない」ですよ!

私も滅亡させられることでしょう(笑)

ですが、幸い今の日本はそんな乱暴者はいませんし、攻めてきたらちゃんと警察が銃刀法違反で、源氏を逮捕してくれます(笑)

今の日本では「弱く情けなく」あっても何も問題ないのです。

私だって「弱く情けないですよ!」刀も鉄砲も使い方を知りませんし。

別に「強くある」必要はない

別に「強くある」必要はないじゃないですか!(笑)

何か自分が特別だと思うから、その特別さを守る必要があるのです。

「強くある」必要もないし、自分を「弱く情けない」と考える必要もありません。

等身大の自分でいい

あるがままの等身大の自分でいいじゃないですか!(笑)

日々生活を楽しみ、自然を愛で、自然体で暮らすだけです(笑)

なぜ強いとか弱いとか気にする必要があります?(笑)

誰も攻め滅ぼしに来ませんよ?

いやもしかしたら、自分は特別だとか、勝ち組だとか、あ~だ、こ~だ言いたい人がいたとして、人はそれぞれ自由意志があるのですから、言わせておけばいいじゃないですか。どうでもいいことです。世界には78億人も人がいるのですから、色んな考えがあって当たり前です。

私よりもスポーツができる人も数え切れないくらいいるし、私よりもお金を持ってる人もたくさんいるでしょう。

78億人もいるのだから色んな人がいて当たり前です。

私はオリンピック選手より、体力的に「弱く情けない」ことでしょう。

それがどうした!(笑)

里芋を掘りました!

ところで私は昨日里芋を掘りました!(笑)

初めてですよ!^^

味噌汁にして食べました。

実にうまい!^^

強いとか弱いとかど〜でもいい(笑)

何そんな難しいことをごちゃごちゃ考えているのですか?(笑)

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