前泊地、今治から海沿いの道を松山に向って走る。
最近は洒落た休憩所も各所に作ってあり、自転車旅行にはありがたい。
途中シュールなバイク乗りが集まる店があり、おもわず立ち寄ってしまう。
コロッケカレーの大盛りを頼むとなかなかのボリューム!
タマネギたっぷりでうまいカレーであった。
道後温泉
走りに走って道後温泉に到着。
せっかくだからひと風呂あびる。
今回はご休憩付きにする。
このレトロなロッカーの上の階段を二階に上がる。
ご休憩付きのオプションとは、お茶と茶菓子と浴衣なのである。
道後温泉本館の通常の入浴のみは410円であり、あと430円足すと、二階の休憩室に上がれる。貸衣装(別名浴衣ともいう)で千と千尋の神隠しの映画の舞台のような木造の温泉休憩所で、非日常を味わえるのだから映画なんかより断然お得といえよ〜
道後温泉本館にお越しの節は、ぜひ浴衣を着て、二階でお茶とお茶菓子を楽しもう!
うちわで扇げば、黒田清輝の湖畔の気分が味わえるのであった。
黒田清輝 湖畔
あ〜
もうあかん!
すっかりほとびてしもうだ。
まだ日が高く、本当はもっと走るつもりであったが、今日はもう走らん!
道後温泉に泊まることにしよう。
温泉であんまりくつろぎ過ぎると、動くのがいやになるので要注意といえよ〜
ちなみに、追加の不知火ジュース100%ストレートはうまかった。500ml350円。
愛媛はみかんの産地であり、こういう柑橘のストレートジュースもぜひチェックしたい。
走ったあとのビタミン補給はたまらん。
鯛めし丸水(がんすい)
夜は宿のマスターおすすめの鯛めし丸水に行ってみる。
ごたくはこちら。
真鯛。「宇和島鯛めし」の主役である鯛はk希少な天然一本釣りのもの。一本釣りの鯛はストレスが少なく、身の状態が良いため市場でも高値で取引される高級品。一本一本気を抜かず、根気よく手で釣り上げたもののみを使用。鮮度と品質の状態が極めて高く、定置網や巻き網で一網打尽にとる漁法とは味も身の締りも違います。
お米。鬼北町の有田さんの「にこまる」は大粒で鯛にも負けない食味が特徴。できるだけ自然に沿った農法で、収穫後は粒を揃え専用の冷蔵室で保管、食べる分だけ精米しています。
醤油。タレに使用するのは大豆のもつ香りがしっかり感じられる「巽醤油」を使用。昔ながらの製法で代々伝わる吉野杉の杉樽に寒の時期に仕込み、自然環境の下、一切の添加物も加えず、春夏秋冬じっくり二夏、一年六ヶ月以上醗酵・熟成させた諸味から造り上げた天然醸造醤油です。
卵。「美豊卵」は、純国産鶏「もみじ」が産んだ安全かつ黄身がしっかりしていて濃厚な味が特徴です。飲み水や遺伝子組換えをしていないコーンをベースに餌などにもこだわった卵です。厚生労働大臣賞を受賞した熊野養鶏で生産。
箸で持ち上げられるほど弾力ある黄身とこんもりとした白身に驚かされます。
やかましっ!
さっさと食わさんかっ!
と、いうことで実食。
おいしゅうございました。
たかが鯛めしにここまでこだわる日本人に脱帽。
2100円の価値あり。
お櫃のご飯がおかわり自由なのも、自転車でたくさん走ってきた腹ぺこ野郎にうれしい仕様といえよ〜
最後に濃茶のソフトをいただく。
こらぁ!
穴が大きいぞ!
こういうのは鯛焼きと同様、あんこはぜひ尻尾までびっちり入れていただきたい!
ソフトの割には見事な空洞なのであった。
がっくし。