たまにはゆるい話題をひとつ。(笑)
7月4日ケンタッキーフライドチキンが創業を記念し食べ放題になるという。
日本では1970年創業だそうだが、私が生まれて初めて食べた時はこんなうまいモンがあるのか!とびっくりした。(笑)
ちなみに1970年と言えば、私は幼いながらに大阪万博に行って、アメリカ館で初めてコカコーラなるものを飲んだ。この時も、世の中にはこんなうまいものがあるのか!とびっくり仰天した!(笑)
そんな子供のころ、繁華街にできたばかりのケンタッキーフライドチキンにこっそり一人で行き、自分の小遣いにしては大変高価なケンタッキーフライドチキンを食べたことがある。
それこそ骨までしゃぶるようにして食べたが、隣のアメリカ人らしき人は、フライドチキンをたくさん食べ残していた。こんな高くてうまいものを残すなんて、アメリカ人というのは何てヤツだ!と妙に感心したことがある。
当時1976年当時、1ドルは300円前後していたので今から比べればアメリカ人は3倍も金持ちだった。
私も学生時代に中国の人の平均月収が5千円くらいの時に中国を一人旅したことがあるが、それこそ食べることに関してはまったく問題にならないくらい日本円は強かった。おそらくそんな感覚だったのだろう。
今年に入って一度子供とケンタッキーフライドチキンを食べたことがある。
子供たちに聞くと「そんなにおいしくない」という。
ふむ。時代は変わった。
ただ、私が食べても子供頃食べたような感動はなかった。おそらく遺伝子組み換えのトウモロコシを大量に食わしているので、肉質でも変わったのだろう。
それに大分はから揚げ天国だ。第3回からあげグランプリの右上の「西日本しょうゆダレ」部門を見てほしい。西日本だが佐賀県が一つ入選している以外はすべて大分県だ。大分県は一人あたりの鶏肉消費量が日本一であり、おいしいから揚げ店がしのぎを削っている。子供に言わせれば、ケンタッキーよりおいしいからあげ屋はいくらでもあるという。
その通りだと思う。
子供のころ「世の中にこんなうまいものがあるのか!」と思ったケンタッキーフライドチキンだが、今のうちの子は食べ放題でも見向きもしない。(苦笑)
時代は変わるものだ。