ご質問をいただきました。
最近ニュースを見ていると日本の将来がどんどん不安になってきます。水道民営化、入国管理法改正、種子法廃止など、 日本の国益・日本人の生命・財産を守るための法律が恐ろしい短期間で どんどん変更され、しかも全然報道されません。最終的には憲法改正まで 踏み込むのでしょうか・・・。政府はやりたい放題だなと思います。もう日本は末期なのではないか・・と 一国民の身では何もできず、ただ不安に思う日々です。これから日本はどうなってしまうのでしょうか?また、このような状況で 自分はどのような気持ちで前向きに生きていけば良いか、わかりません。 榎本さんはどう思っていらっしゃいますか?前向きに生きるアドバイスなど いただけませんでしょうか?W( 2018/11/23 12:58)
まず大きな希望はあなたが報道されていないこれらの事実をよくご存知だということです。
多くの日本人がこのことに無関心ではなくなっている。
これが最も大きな希望です。
水道法改正とCSIS、アーミテージレポート
2018年7月5日、衆議院で水道法の改正案が可決されました。
あなたや私、知り合いの日本人で水道を外資の運営にすることを望んでいる人は一人もいません。少なくとも私は具体的にひとりも知らない。
一体どこからこんな話が出てきるのかというと、2013年4月麻生太郎現副総理大臣・財務大臣が、米国ワシントンのCSIS(米戦略国際問題研究所)で「日本の国営もしくは市営・町営水道は、すべて民営化します」と発言したのがことの始まりです。
CSISはアーミテージ元米国務副長官、ジョセフ・ナイ元米国防次官補らが主導するシンクタンクで「アーミテージレポート」と呼ばれる文書を作成しています。
2000年に発表した第1次レポートでは、集団的自衛権の行使容認、有事法制の国会通過、米軍と自衛隊の施設共用と訓練の統合、PKF本体業務への参加凍結解除、米軍再編計画の実行、ミサイル防衛に関する日米協力の拡大、軍事情報を共有するための秘密保護法制定、などの要求を突きつけています。
それに対し安部政権は、2001年にPKO法を改定しPKF本体業務への参加凍結を解除。2003年には弾道ミサイル防衛システムの導入を決定し、有事関連三法(武力攻撃事態法など)を成立。さらに2004年には有事の際米軍が民間施設を接収したり、国民の行動を制限することを定めた有事関連七法(国民保護法や米軍行動関連措置法)が成立。「米陸軍第一軍団司令部の座間移転」「岩国基地への厚木艦載機移転」を盛り込んだ米軍再編のロードマッも同時期に発表。
まるのみですね!(笑)
東日本大震災後の、2012年に発表した第3次レポートの対日要求は、原発再稼働、TPP推進、日韓「軍事情報包括保護協定」(GSOMIA)締結、新たな安保法制の制定、武器輸出三原則の撤廃、などを要求。
安倍政権は、特定秘密保護法の成立、武器輸出三原則の撤廃、原発再稼働、安保関連法成立、TPP関連法成立、日韓GSOMIA締結(2016年)、攻撃専門部隊である水陸機動団(日本版海兵隊)を発足させ、改憲を推し進めている。
まるのみですね!!(笑)
2018年10月の第4次アーミテージレポートでは、日米統合部隊の創設、自衛隊基地と在日米軍基地を日米が共同使用可能にする基準緩和などを要求している。自衛隊を丸ごと米軍傘下に組み込み、日本全土を米軍基地化していく方針です。
安部政権が続く限りこの通りのことが実現していくでしょう(笑)
まぁ見ててください。
私たちは学校で日本では、主権は国民にあり、私たちの税金を集め、私たちの意見を代表する人たちが選ばれて国会で国民の希望する国づくりを進めると教わりました。しかし、安部政権がやっていることはCSISの要求を実行することだけなのです(笑)
日本の実質的主権者はCSISなんですよ!
そのCSISで2013年に日本の副総理が現副総理大臣・財務大臣が「日本の国営もしくは市営・町営水道は、すべて民営化します」と発言した。
だから水道法の改正案などは実にスムーズに成立するのです(笑)
原発再稼動など、電気も足りているし国民は誰ひとり望んでいないのに、なぜどんどん進むのかと言えば、第3次アーミテージレポートで原発再稼動を要求されているからです。
税金を払っている私たち日本人の意見はまったく反映されないが、税金を払ってもいないCSISの要求はその通り実行される。
どんどん変更され、しかも全然報道されません。
よくそのことに気づいていますね!
水道法改正の頃何が報道されていたか覚えておられますか。
7月6日にオウム真理教の教祖・麻原彰晃(松本智津夫)ら7人の死刑執行が行われ、テレビはその特集をしていたのです。
こんなことをぶつけてきて7月5日の水道法改正は国民の関心を引くことなくあっさり成立しました。
うまいことやりますね!(笑)
水道法改正で、水道の所有権はそのまま自治体に残り、運営権は外資に売り渡されます。
つまり長年の使用で老朽化した水道管の交換などお金のかかる維持管理は、税金で私たちの負担で行われ、民間企業の外資は自由に水道料金を値上げし、その利益を独占できます。
事実、例えば、フィリピンのマニラではアメリカの米ベクテル社など1997年に水道民営化に参入し、水道料金は4~5倍になり、低所得者は水道使用禁止になりました。
米ベクテルはボリビアでも99年に民営化に参入し料金を倍以上に引き上げ、住民がデモを起こし、200人近い死傷者出す紛争になっています。
このような経験を経て世界では再公有化への流れが加速しています。
このような世界の趨勢に反して、安部政権は今さら水道民営化を強引に推し進めています。
水道代が5倍になるのはもちろん嫌ですが、民営化されると彼らは水道にフッ素を入れるのですよ。
(赤が水道にフッ素が入っている国)
日本は先進国ではもはや少数派のフッ素フリーの国です。
医学雑誌のランセット・ニューロロジーでハーバード大やその他関係医師による研究発表では、フッ化物を発達神経毒2類に分類しています。飲料水中のフッ化物が集中している地域の子どもは、IQが平均7点低下していたことが明らかになりました。
フッ素を水道水に入れると頭がものすごく悪くなるので、水道法を変えられても、松本智津夫の死刑のテレビ番組をぽかんと口を開けて見るだけで何が進行しているのか気づかない人になるのです。
それが彼らの狙いですね。
種子法廃止
種子法廃止の影響と背景も書くと長くなるので、よくまとまっている動画をあげておきます。
この内容は、この動画でも紹介されている弁護士であり、元農林水産大臣の山田正彦さんの著書、「タネはどうなる?!~種子法廃止と種苗法運用で」を同様の主張です。
ぜひご覧ください。
入国管理法改正
『一般社団法人日本ミャンマー協会』というのを検索して頂きたいんですけども、ここはですね、ミャンマーの実習生って今ものすごい増えているんですよね。去年で6000人です。5年前は200~300人だったのに6000人になっている。で、ミャンマーからの実習生を受け入れようとすると日本ミャンマー協会って通さないと駄目なんですよ。管理団体が会員になって、何万円か払ってですね。ひとり実習生を受け入れるのにまた1万だとか2万を払うんですね。
ここ最高顧問は麻生太郎さんですよ。で理事の方はこれ名前は言いませんけど立憲民主党の方、公明党の方、自民党の方、大物政治家が並んでいますよ。副会長は大手商社トップ3名。理事には大蔵、今は財務省ですけども、通産、今の産業経済省ですけども、次官経験者、ミャンマー大使。オールジャパンですよ。
役員名簿すごいですね。名誉会長が中曽根さんですよ。こういう構図があるんですよ。
こういう後ろに政治家の影があるから今いくら国会で野党がやっても変わんないんですよね。
(中略)
ブラック企業問題じゃないです、これ。なぜこんなに実習生の給料が安いのかっていうのは、いろんな人がピンハネしてるんです。政治家も官僚もタカっているんですよね。
政府はやりたい放題だなと思います。 もう日本は末期なのではないか・・と
政府はやりたい放題だなと思います。
もう日本は末期なのではないか・・と
私もそう思いますね。(笑)
一国民の身では何もできず、ただ不安に思う日々です。これから日本はどうなってしまうのでしょうか?
安部政権や同類の人々が政権をもつ限り、今のこの路線がどんどん推し進められていくでしょうね。
しかし世界的には反遺伝子組み換え食品、反モンサントの動きは大きなうねりになっています。
アメリカでは遺伝子組み換えの栽培面積は頭打ちから減少傾向になっており、有機栽培は年に10%も延びています。
消費者が買わないから大手スーパーやダノンなどの大手メーカーでもオーガニックを打ち出しています。
結局は消費者の選択に従わざるを得ないのです。
また日本では種子法が廃止されましたが、実際に公的支援打ち切りの動きが大阪府など近畿3府県にとどまり、逆に北海道などでは、「道内の多くの農家は、道のバックアップがないと安心して農業を続けられないと思っています。種子法が廃止されて以来、道には、農業団体や市町村議会を通じて幅広い地域から種子法に代わる条例制定の要望があり、現在、準備しているところです」(道農産振興課)と、
地方レベルではしっかりした対応が見られます。水道民営化も同様な動きをさせなければいけない。
自分で選ぶことが大切
結局私たちが何が進行しているのか気がつかず、無意識に生きていると、残念ながら政権を担っている人たちは、私たちの日本人のためになるとを誠心誠意やっているとはいえないわけです。
だから私たちは何が進行しているのかしっかり気づき、意識的な選択をしていかなくちゃいけない。
政府が「ただちに影響はない」と言っているものを食べたりしていると、「いつの間にか」、精子が半分以下になったり癌になったりしているわけです。
例えば私は野菜を買うときは、できるだけ無農薬でオーガニックなものを選んでいるし、自分でも1㎡自然菜園をはじめました。
すべてではないですが、自分が飲む水は運動がてら湧水を汲みにいったりしています。
私の住むところの水道の運営権が外資にわたったら、飲む水は全量湧水にして、私の秘密基地には、使っていない古井戸があるので、復活させるつもりです。
フッ素入りの水を飲むくらいなら、井戸を浄水して飲んだ方がましです。
日本は明治までどこでも水を自給自足していたんですよ。
日本はどこでも井戸が掘れます。
掘らなくても休眠しているだけで、無数の井戸があるし、素晴らしい湧水もたくさんある。
日本は豊かな大地とあふれるばかりの豊かな水をもつ本当に素晴らしい国なんですよ。
ちょっとしたやる気さえあれば、日本には祖先たちが守り抜いてきた豊かな大地と水がある。
大丈夫です。
このような状況で自分はどのような気持ちで前向きに生きていけば良いか、わかりません。 榎本さんはどう思っていらっしゃいますか?前向きに生きるアドバイスなど いただけませんでしょうか?
例えば私はアナスタシアの言う「我が祖国」「一族の土地」を神(自然)と共同創造しています。
日本はつい数十年前まで、「我が祖国」「一族の土地」だらけだったのです。
日本でも若い人たちが続々地方に移住してきているし、アナスタシアの本は世界的ベストセラーですよ。
ロシアに限らずこういう考えに共鳴する人々は世界中に広がっている。
私は極めて前向きだし、楽観的です。
私は極めて前向きだし、楽観的です。
本来自然の一部である人類は、必ず自然同様、永続する生命の流れに沿っていくと思っています。
エゴによる創造はすべて一時的です。
その一時的なものに依存すると、自分も一緒に衰退します。
しかし、宇宙の自然や生命は永続的に発展し続けているのです。
人類が知っているだけでも生命は数十億年も不滅なのです。
その生命の一部である人間は、必ず生命に沿った生き方を見出し、永続していきます。
それはもう私たちの本能なんですよ!
自分が最もハートの喜びを感じる生き方を選択し続けていれば、安泰です!