いつまでも新鮮で、好きでいてくれるコツ

質問をいただきました。

>最近彼氏のことで私の中でモヤモヤすることがあります。
いつまでも新鮮で、好きでいてくれることが当たり前にならないコツとかありますか??

 それはどんなカップルにも必ず起こる問題ですよ。
 誰でもです。
 ですから、注意してきいてください。

例えば、自分の持っているモノで、いつまでも新鮮で好きなモノが何かありますか?
服やバッグ、靴、自分のモノよりお店に並んでいる新しいモノに新鮮さを感じ、欲しい(このバッグ好き!)と思うのではないでしょうか。

もし、自分がそうなら自分の周囲の人もまたそうです。

なぜ、自分がそうであるのに人には違うこと求めることができるでしょうか。

飽きるというのは神様が人間に与えたひとつの性質です。
もし、人類が飽きることがなかったら、いつまでも同じ方法で生活し続け、原始時代から進歩することはなかったでしょう。
人間は現状にいつか必ず飽き足らなくなる存在です。

それは素晴らしいことでもあります。

それは人類を進歩させ、飛行機やスマホを生み出す原動力です。

もし、人が糸電話で遊ぶことにまったく飽きることがなかったら、スマホは生まれなかったでしょう。

しかし、人間はモノではありません。

常に自分を変化させ進歩向上させることができる存在です。

もし、1年前の自分より常に何かが違う自分であれば、常に相手も新鮮に感じてくれます。
それはちょうど自ら変化するハンドバッグ用のようなものです。

自らを刷新し続け、決して陳腐化することがないのです。

人は自分を進歩向上させ続ける時、いつまでも新鮮な存在であり続けます。

モノはいつか壊れ陳腐化します。

しかし実に生命は有志以来現時点まで、常に進歩向上しているのです。

ですから自然界は常に新鮮です。

自らを変化成長させ続ける生命としての本分を発揮するとき、いつまでも新鮮な存在でいられるのです。

> 好きでいてくれることが当たり前にならないコツとかありますか??

好きでいてくれることは常に当たり前ではありません。

そのことを知ることによって当たり前でなくなります。

誰かが好きでいてくれることはひとつの奇跡です。

それを奇跡と受け止めることで当たり前ではなくなります。

> それと最近自分自身で以前より求めすぎているなという自覚があります。
> やはり付き合っていることが当たり前になってきているから相手になにかを求めてしまうのでしょうか。

それは素晴らしい洞察です。

もし相手が自分の求めに応じるのが当たり前と感じているのなら、相手は自分にとって当たり前の存在になっています。もはや奇跡ではありません。

自分が相手を当たり前と見なす時、相手も自分を当たり前と見なしています。

常に相手は自分の写し鏡です。

自然界に当たり前など存在しません。

どうして「蜜蜂さん今日は私の蜜を吸いに来てくれないの。来るのはあたりまえでしょ」と花に思う権利があるでしょうか?

そんなことを思う権利は花には一切ありません。

そんなことを思うことが当たり前になっているのなら、不自然になっています。

その関係は長く続かないでしょう。なぜなら不自然だからです。

この世で永続性を持つものは自然なものだけです。

花にできることは、自ら大地にしっかり根を張り、葉を広げ、呼吸をし、自分自身の花を咲かせることだけです。

それ以外に花にできることはありません。

その過程で蜜蜂は一切関係ありません。

花はただ、自分自身であり続け、自分自身の花を咲かせるだけです。

そして、もし花が自分自身であり続け、自分自身の花を咲かせるならば、蜜蜂は必ず来るのです。

必ずです。

当たり前のことは一切ありません。

誰かに何かを要求する権利など一切ありません。

しかし、 自分自身であり続け、自分自身の花を咲かすならば、必ず蜜蜂はやってきます。

それは神の約束です。

神はその約束を有史以来一度も違えたことはないのです。

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