【なぜ山道具を買ったのか】日本百名山【雨飾山】に登りました!

去年イタリアをブロンプトンでサイクリングして、スイスまで足を伸ばした。

グリンデルワルトではアイガーを見ながらト、ツェルマットではマッターホルンを見ながらトレッキングした。

山はいいなぁ〜

実は以前日本百名山を登っていて、西日本から北アルプスくらいまでだいたい登ってる。

きっかけは上高地に行ったことで、あの美しい天国みたいな上高地に到着後、どこも見ないでザック担いで奥に入っていく多くの人々がいる。

あの奥にはこの上高地よりもいいところがあるって言うのか!

俺も行ってみたい。

それがきっかけで山に登るようになった。

北アルプスの槍ヶ岳や穂高の山々は西日本や九州のそれとは全然違った。

そして南は屋久島、宮之浦岳から北アルプスの剣から穂高までテント担いで1週間の縦走もやった。

そして北関東の両神山や甲武信岳あたりまで登ったが、森林限界を超えない樹林帯の中を歩く山は、景色もよく見えないし、そんなにどこも違わない^^;

わざわざ九州から、似たような山に登りに行くか?と飽きてしまい、そのあたりで私の100名山旅は終わった。

30年くらい前の話である。

なぜ雨飾山なのか

なぜ日本百名山の中でよりによって雨飾山なのか?

実は槍穂高に代表される北アルプスをはじめ上図の左と下の大半はすでに登っている。

本当は槍穂高にもう一度登りたいと思ったが、何しろ30年近いブランクだ。

自分がどのくらい登れるのかもう少し手頃な山で確認しておきたかった。

それで比較的手頃でまだ登っていない百名山が雨飾山だったのである。

標準コースタイプは6時間30分で、このあたりの山の中では比較的手頃である。

雨飾山

雨飾山山頂。

30年ぶりの百名山再デビューは特に問題なかった。時間も標準タイム通りだ。30年前と比べて特に歩けなくなったとか、疲れるとか、息が上がるとか、そういうことはなかった。

実は歩きはじめの30分から1時間は、心臓の鼓動が早いかなと思っていたが、それからあとは落ち着いた。体が慣れ始めた。

花の百名山

雨飾山は花の百名山で高山植物が美しい。

雪渓からは冷蔵庫のように冷気が吹き出し、雪解け水で顔を洗うと、火照った体に心地よい(笑)

なかなかいい山だ。

登山は敷居が高い

今回30年ぶりの百名山に際し、登山靴とレインウェアを新調した。

それぞれ数万円する。

カッパ(レインウェア)って使います?

私は自転車でも雨の日は乗らないので、レインウェアは年間を通じて着る機会がない。

登山靴ももちろん普段はかない。

しかしこれらがないと山には入れない。

今回は幸いレインウェアを使う機会がなかったが、かつて何度も救われたことがある。

これらは高品質の山用じゃないと役に゙立たない。

私はリュックや登山用ストック、ウェアは持っていたので、それを使ったが、一通り買い揃えていたら10万は軽い(笑)

これから何度も使うのならいいが、1回、2回で飽きて(懲りて)しまってはもったいない。

私も何度も行くかなぁ?と思ったが思い切って買った。

なぜ山道具を買ったのか

なぜ山道具を買ったのか

以前の百名山登りをやめてしまって二人の子どもも学校を出て社会人になって二十数歳だ。

あれから30年経つのも無理はない。

今回30年ぶりに百名山に再デビューして、以前とコースタイムや体力的にも問題ないし、身体の痛み、不調なども特にないことが確認できた。

これがあと5年後、10年後、同じことをやろうとする気力と体力があるだろうか?

ある自分でありたいと願う(笑)

こうして山道具を買って、山に行ってしまえば、普段の生活でも階段を使おうとか、ここは歩こうとか思うものだ。

それに太れない。

日帰り山行では水2リットル、お弁当(コンビニおにぎり4つ)(かなりの田舎でも早朝でも入手できるのはありがたい)行動食とレインウェア。地図やスマホ、予備バッテリー。

数キロくらいのものだ。

もし自分のベスト体重から5kg太ってしまったら、リュックを2つ背負うのと同じだ。

10kgなら3つ。15kgなら4つ。

もうそうなると百名山に登れなくなってしまう。

筋力を維持し、ベスト体重を保とうとする。

あなたは今何歳ですか?

もし私と同じくらいなら、若い頃の気力体力と体重を維持することがどれほど大切なことか気づき始めているはずだ!(笑)

もしたまに百名山に登ることで、少なくとも登ろうとすることで、普段から体力と体重の維持に気をつけるようになる。

それがとても貴重なことではないか。

今回私は登山靴とレインウェアを買うことで、百名山への挑戦権を手にして実際に登ってみた。

結果として30年前と体のコンディションに何も違いがないことがわかった。

それが確認できたのもこれらを買ったからだ。

これを維持し、たくさん非日常の美しい地球の景色をまだまだたくさん見るのだ(笑)

おひょっくり

晩飯はサワラの信州味噌焼きに、おひょっくりという郷土料理、まあ大分で言うだご汁ですな(笑)

地元のきゅうりが冷えてるというので、信州味噌ソースでいただきました。

寒暖の差が激しいのか、甘みが乗ってパリパリでうまい。

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