今日はドゥブロヴニク旧市街から北に2kmほどにある、正面に見える港からイタリアの、バーリにフェリーで行く。
前日スーパーで買っておいた食材でテラスで食事にする。
ぶどうはこの巨大な房で300円!日本では2千円くらいしそうだ。
ワインの産地であるヨーロッパでは 、ぶどうが日本よりずっとお買い得だ。
注目は手前のチーズである。
下から2行目の小さな文字にご注目。
「トリュフ添え」とある。
イストリアの黒トリュフのチーズなのである!
秋のクロアチアはトリュフ好きの天国だ(笑)
パンでサンドイッチを作り船で食べる。
フェリーに乗船する。
さらばクロアチア!
楽しかったぜ!
イストリアの黒トリュフチーズをつまみに、シベニクの赤ワインをやる*^^*
ドゥブロヴニク11時出港(9時半受付開始、10時半ゲートクローズ)南イタリアのバーリには予定通り18時半に入港した。
イタリアの入国は至って簡単で、去年(2023年)のシェンゲン協定発効前まで使われていたであろう、手荷物検査のX線装置はまだ撤去されてなかったが、使われておらず。一人だけ入国管理官の制服を着た女性がいて、ゲートに差し掛かるとにっこり「プリーズ」(どうぞ)と言ってくれるだけでパスポートのチェックも何もなかった。
バーリチェントラーレ(中央駅)から電車で40分ほど南のモノポリという駅で降りて宿にチェックインした。
明日からの南イタリアの自転車小旅行の拠点にする。
最高のトラットリアを見つける
今日は完全な移動日であり、ここモノポリもただ単に移動のための消化の宿泊のつもりだったのだが、最高のトラットリアを見つけてしまう。
トラットリアIl Punto Cardinaleだ。
宿から100mほどの地元食材スローフードを掲げる家族経営の小さなトラットリアだったのだが、心から歓迎してくれる気持ちが伝わり居心地がいい。
スプマンテ(イタリアのシャンパン)をいただく。
アンティパスト(前菜)はおばあちゃんの手作りミートボール。
プリモピアット(第一皿)はナスとトマトとチーズと手作りパスタ。
パスタと言ってもでっかいはんぺんのようなものがパスタで(日本とはイメージが違う)、手作りなのでモチモチしてうまい^^
セコンドピアット(第二の皿)は、さまざまな具材を豚肉で包み焼きにしたもの。
とても香ばしくてうまい。
ドルチェは、パンナコッタをいただく。
酸味の効いたベリーソースに、濃厚でコクのある手作りパンナコッタで、今まで食べた中で一番うまい。
パンナコッタはここまでうまいものなのか!
最後にエスプレッソを頼むと、サービスにレモンチェッロ(南イタリアのレモンリキュール)を出してくれた。
ただ単に経由の消化の街と思っていたが、最高に思い出深い場所となる。
南イタリアは小さな街がおもしろい。