【イタリア旅行記・チンクエテッレ】ポルト・ベェーネレ

チンクエテッレはイタリア北西岸にある。

断崖絶壁の海岸にある5つの漁村であり、長い間船しか交通機関がなく時代に取り残されたようなノスタルジックな雰囲気を色濃く残す世界遺産の5つの小さな村だ。

村人たちが生活のために拓いた5つの村を結ぶ4つのルートがあるが、そのうち3つまでが、途中で崩れており通行不可になっている。

唯一通れる、コルニーリアからマナローラまで歩いてみた。

こんな小さな路地がルートにつながっている。

以前はこんな道だったそう。

こりゃ命がけだわ!

入り口で聞いてみると「your own risk」(自分の責任で)と言われ、もしかしたら危険なところがあるのかなと思ったが、結果としてはこのルートは崩壊箇所はなかった。

現在のルートはこんな感じ。

村人たちが長年石を積んで立派な道が作ってある。

かわいい村を通っていく。

集落の中はこんなルートになっている。

一瞬バーの入り口かと思ってしまった!

途中立派な石橋が組んであるところもあった。

小さな村なのに教会は立派だ。

今日はポルトヴェーネレに泊まります。

とっても雰囲気のあるかわいい!世界遺産チンクエテッレ、

今回のルートは1時間少々で歩けます。

朝、ポルトヴェーネレを岬へ向かって散策してみました。

石垣の上にはぶどうがなっています。

路地が迷路のよう。

岬にはかわいい教会が立っていて、昔は見張り台の役割もあったよう。

女性の銅像が海を見つめていました。

この方の夫は漁師で、ある日彼は海に出たきり戻ってきませんでした。

この奥さんはずっとこの場所に座って待ち続けて動こうとせず、村人が水や食べ物を運んだそうですが、ここで夫の帰りをいつまでも待ちながら死んでしまったそうです。

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