性器に関する症状でお悩みのさゆりさん(仮名)
「何かセックスに対するマイナス感情はありませんか」との問いにお返事をいただきました。
「・・・私は家におり、暇を持て余して無料の出会い系にハマり、不特定多数の人とメールのやり取りをし、会ってセックスをしていました。
赤ん坊の娘を無理やり寝かしつけ、歩き回らないのを良いことに、1歳にもならない子供を家に1人残し、母が帰ってくる夜10時までに何食わぬ顔顔で帰宅しているのです。
今でもどうしてあんなにハマっていたのか自分でも分かりません。
心が壊れていたとしか考えられません。
そしてこの事実は今でも思い出すと、子供に申し訳なく、一生背負って苦しんでいかなくてはならないと感じています。」(さゆりさん)
「私の過去の件、本当に後悔しています。
自分を許すというより、子供に申し訳なくて辛いです。
そこから離婚の時期は、幼稚園児だった子供に、今思えば虐待に思える程に意地悪をし泣かせてみたり、かと思えば甘えさせてみたり…自分の起伏で振り回して…この事も思い出すと胸が潰れそうになります。
今 私を大好きだと言ってくれる子供に甘えて忘れてしまっていましたが、時折思い出すと申し訳なさで身の置き場がなくなります。
本当にバカな事をしました。
もう戻れないのに、あの頃にはもう戻れないのに、あんな小さい子供に私は何てことをして来たのだろうと…自分を許すなんて…」(さゆりさん)
それでもご自分を許してください。
その経験があったからこそ、今はもうそういうことが考えられない自分になれたのです。
すごくいい経験をしたのです。
若いときは誰もが未熟でバカをするものです。
あらゆる魂が幾多の転生の中で全員バカをしています。
みんな自分の未熟さを経験しているのです。
例外はありません。
ですから、未熟でバカをすることは何も問題ありません。
そしてバカを続けなかった自分をほめてください。
そこから教訓を学んで成長した自分をほめてください。
それは素晴らしいことです。
みんなそうして成長するのです。
マグダラのマリアは娼婦でしたが、今霊界で大きな活躍をされるとても高貴な魂です。
誰の魂の中にも、娼婦と高貴な愛の両方をもっているのです。
神は冬であり夏です。
神は夜であり昼です。
神は悪魔であり天使です。
神は闇であり光です。
あらゆる存在は神の創造によるのです。
それが神というものです。
その無限の側面が人に経験と叡智をもたらすのです。
もし永遠の処女だけの世界があったとして、何の意味があるでしょう。
平凡さとたいくつさがあるだけです。
娼婦としての経験が、その高貴な愛を際立だせるのです。
夜があって初めて光がどういうものか理解できるのです。
闇が存在しない世界に住んでいる人には光がどんなものか理解できないのです。
誰もが一度失わないとその大切さを理解できないのです。
ですから、ご自分に理解を与えた経験をした自分を許してください。
それは素晴らしい経験でした。
最も美しい花は泥の中から咲くのです。