今日は自転車道を離れて密陽(ミリャン)から直接、韓国第三の都市、大邱(テグ)に向かう。
自転車道を通ると170km程度あり、私たちのペースでは2日かかる。それに川沿いののどかな道もいいが、やはり街のおいしいものも楽しみたいのだ!
朝、密陽(ミリャン)で川沿いを走っていると、モヤがかかっている。
膨大なオーガニック堆肥を自然発酵で作っている。
よく見るとかわべりから立ち上っている。
何やら穴を掘って堆肥を埋めてそれが発酵熱を発しているようだ。
重機を使ったかなり大きなもので、韓国ではこうして有機堆肥を微生物を使って自然発酵させ膨大なオーガニックな堆肥を作っているのであった。
密陽のこの建物の前を通り、城門を抜ける。
走り続けて、お昼は走行中にヤマ感で見つけたお店に入る。
お母さんに「ランチ?」みたいなことを聞かれるので、「そうそう!ランチ!」というと、これが出てきました。
ほうれん草の豆乳的スープとご飯におかず。
スープには小さな貝も入っています。
クラムチャウダー的な感じ。
小魚のピリ辛煮もうまし。
お昼はこれ一択のよう。
まぁどこでも地元の人が入っている店に外れはないね。
一路大邱(テグ)を目指します。
伝統の韓屋に泊まる!
大邱(テグ)では3部屋しかない伝統の韓屋に泊まりました!
中はこんな感じで、縁側みたいなところがありブロンプトンをここに置いたらいいと言ってくれました。
この中が私たちの部屋です。
布団もきれい!
こじんまりしてますがオンドルの伝統で、床暖房が入っており暖かいです。(現在は利便性から電気の床暖ですが)
大邱(テグ)は西門市場などでたくさん漢方薬があります。
高麗人参もこんな感じでじゃんじゃん売られています。
こんな漢方薬が伝統の大邱(テグ)で食べるべきは参鶏湯(サムゲタン)だ。
医陵参鶏湯(サムゲタン)を食べる!
この医陵参鶏湯(サムゲタン)というやつを頼んでみる。
鳥の中には朝鮮人参、栗、ナツメグ、その他不明の妙なる薬草がもち米と一緒に詰まっている。
スープには黒いきのこなど。
一口食べると、これはどうみても「滋養あふれる」味で、さまざまな漢方が見事にブレンドされた、実に高度な食文化であることがわかる。
これは世界中にこれしかない味で、韓国に来たらぜひ、医陵参鶏湯(サムゲタン)を食べてみるべきといえよ〜