ヘレン・ケラー輝ける魂 彼女は魂をどう見たか。

以下は目が見えず、音も聞こえなかったヘレン・ケラーの魂に対する理解です。
私も彼女の意見に同意します。

・霊魂は時と場所の制約を受けない、霊魂に空間は関係ない。
・この新しい意識において神を感じた。
・万物の創造主である神は、霊魂として宇宙に存在する。
・内的な感覚が見えざるものを見せてくれる。
・霊体が存在し、それは完全な感覚を備えた肉体より重要だ。
・私にとって魂は本質的なもの 私は万物と同じものでできている。
・私にとって魂は約束の国 そこには永遠の若さ 希望 無限の可能性がある。
・世界は2つあることを知った、物差しで測ることができる世界と心と直感で感じることができる世界だ。


以下の文章もこの動画からの抜粋です。

(11分37秒から)
ヘレンは読書や自然を愛しました。

自然は触覚と嗅覚を刺激し、読書は世界とつながる術でした。

ヘレンは読書を通じて神や宗教について考え始めます。

なぜ神は時に私たちに試練を与えるのか?

霊とは? 天国はどこ?

神の創造主とは? 魂とは?

ヘレンはこれらの疑問に対する答えを求め

霊的探求と読書に夢中になりました

私の考えを書き記せば文字が私の魂の体となる

霊的探求を続ける中

ヘレンは不思議な体験をします。

へレンが12歳頃の出来事です。

彼女は自宅の書斎で歴史書を読んでいました

その時 霊魂がアテネに行くという対外離脱を経験したのです。

その時 彼女は悟りました

触覚が目の代わりであり

霊魂は時と場所の制約を受けないと、

この驚くべき悟りに私の心は燃え立った

霊魂に空間は関係ない

私の霊魂は確かに実在し、それは場所や肉体の制約を受けない

私の霊魂は何千キロも彼方の場所を訪れ

その景色を「見た」のである。

この新しい意識において神を感じた。

万物の創造主である神は霊魂として宇宙に存在するのだった。

・・・

私の不完全な体の中にも霊体が存在することを確信した。

数年の闇の後、肉眼の内にある霊眼がこの世より完全で満ち足りた世界に開かれるだろう

・・・

内的な感覚が見えざるものを見せてくれる

・・・

肉体の中に霊体が存在し、それは完全な感覚を備え肉体より重要だ。

肉体の中に完全な霊体が存在するという考えに共感します

体は不完全でも魂は完全だと信じていたからです。

(この理解から)自分の障害に固執しなくなりました。

外界からの雑音が少ない彼女は内なる世界に注意を向けます

・・・

私にとって魂は本質的なもの 私は万物と同じものでできていると思う

私にとって魂は約束の国

そこには永遠の若さ 希望 無限の可能性がある

・・・

それが正しいことであれば成し遂げられないことはない

そう思うと強くなれる

私の障害が神罰や事故だと思ったことはない

神に感謝します

障害のおかげで魂と仕事

そして私自身と神を見つけたのです。

・・・

ヘレンは二度求婚されましたが、残念ながら家族の反対にあいます

「障害者は結婚に向かない」と。

ヘレンはこの時の苦悩を善への力に転換します。

私は夫も子も持てない運命だ

愛される経験ができて幸せだが、この運命に甘んじよう。

神は私に創造への衝動を与えてくださった。

心の底からあふれてくるこの衝動を

恵まれない人々への奉仕や困難な課題に向けよう

・・・

神の揺ぎ無いお力を信じること

・・・

人間が古い殻を破り、自身の世界を再構築する方法だ

・・・

私は計り知れない苦悩に耐えてきた

でも「我々には選択の機会がある」

そして「選択は創造だ」。

・・・

人生において乗り越えるべき壁がなければ

報われる喜びは得られない

・・・

私の魂と心は自由だ

・・・

世界は2つあることを知った

物差しで測ることができる世界と心と直感で感じることができる世界だ

・・・

ヘレンは生涯執筆を続けました。

しかし自身とアンを養う十分な収入にはらなず

他の収入源を模索しました。

2人は全国を回り、5年間講演活動を行いました。

無声映画への出演も決めましたが、興行成績は芳しくありませんでした。

1919年 戦後のインフレで生活はますます困窮

2人は3年間演芸ショーの巡業に参加します

友人らは反対

しかしヘレンは旅や冒険 新しい出会いが大好きでした

人生は恐れを知らぬ冒険か無のどちらかだ。

・・・

彼女は使命を持って生まれてきたと信じ、

それは世界に幸せを広めることでした。

世界の幸せが自分の幸せにつながると知っていました

・・・

日本訪問はヘレンとアンの共通の夢でした。

1936年健康が衰え始めたアンは、ヘレンに日本訪問を強く勧めました。

アンは臨終の際 ヘレンに願いを託しました。

日本を訪れ 目の不自由な人々に 光をもたらすようにと

ヘレンはアンの死に心の整理がつきませんでした。

そんな折 アンの霊が訪ねて来たと言います。

私は自分の使命を思い出した。

天界の先生から励まされたような気がしたのだ。

前方と背後に神の存在を感じ何も恐れる必要はない。

1937年戦争が迫る中ヘレンは使命感を持って訪日、大歓迎を受けました。

ヘレンは訪問国の政策や慣行に多くの影響を与えました。

その最たる例が日本です。

彼女は日本を訪れてこう訴えました。

障害者の機会の平等を尊重し、リハビリや教育の施設を整備すべきだと。

ヘレンは恵まれない人々の代弁者として

40年もの間世界中を旅し続けました。

特に力を入れたのはあらゆる障害者の擁護です。

・・・

彼女の活力と明るさ そして神秘的なオーラに

多くの人が驚き 圧倒されました

・・・

「なぜそんなに幸せなの?」と聞くと

彼女は笑いながらこう答えました。

「毎日を人生最後の日と思って暮らし、人生は喜びに満ちているから」と

彼女は残された感覚を使って豊かな感受性を育んだのです。

大きな心を持ち 存在そのものが輝いていました。

ヘレンを通じ、誰もが生の喜びを感じます。

彼女ほど心が美しく知的で誠実な人を知りません。

・・・

人々が彼女に神秘を感じたのはその共感能力のためです。

外界を閉ざしていたからではありません。

「視覚と聴覚を持つ人が抱く心象を想像しなさい」

そうすれば彼らと同調でき、外界をもっと享受できるようになる。

彼らの人生を知ると同時に彼らにも私の人生を理解してもらうのだ。

ヘレンのいわば神秘性は彼女の霊的洞察力や宇宙に対する深い理解

そして共感能力に起因しています。

彼女は人生のあらゆる場面で神の存在を感じていました。

見えざるものを見せてくれる内的感覚は霊界と結びついている。

触覚を通じて得た体験を見極め

浄化のため私の心に提示する

この感覚は私に神を見せてくれる

そして地球とあの世 現在と永遠 神と人間の間をつないでいるのだ。

・・・

私たちの多くが精神的 社会的 身体的な理由で誰もが何らかの壁にぶつかります。

しかしヘレンは重度の障害をものともしませんでした。

私たちはそんな彼女の姿に感銘を受け、自分の壁に立ち向かうのです。

ヘレンは大事なことを教えてくれました。

持って生まれたものを嘆くのではなく。

それを最大限に生かすべきだと。

・・・

彼女は言いました。

「問題と対峙しなさい でも決してそれに支配されてはならない」

「その問題から忍耐と思いやりを学ぶのです。」

「自分や他の人の人生にどんな奇跡を引き起こすか分からない」と。

「私はたった一人の人間だ それでも一人の人間である」

「すべてはできないが何かはできる」

「できることをできないとは言わない」

ヘレンのこの格言から優劣で人生を考えるのをやめました。

誰もが長所と短所を持っているのです。

持っていないものを気にしても仕方がありません。

あるものでベストを尽くすのみです。

それが人生を一変させ、世界を動かすことさえあります。

死を恐れる理由がわからない

この世の生は死よりも残酷だ

生は離別や離反を生むが

死は永遠の生であり再開と和解を生む

私は信じている

内なる目が来世で開かれた時、

意識だけを持って自分の心の国で生きていけるのだと。

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