二男に「連休どこに行きたい?」と聞くと「長崎に行ってみたい」という。
長崎というと九十九島あたりで一度カヤックをやってみたかった。
それで2日前に電話してみると5月4日「OKだという」。
ちなみに携帯電話の番号にかけたのだが「今ツアー中で海の上です。」ということだった(笑)
ということで5月4日は長崎県は平戸の千里が浜に出かけた。
私たち親子は白の二人乗りに乗艇。(お客はうちだけ)
ふたりも人がついてくれる豪華布陣だ。(笑)
こんな感じで漕ぎながら島を巡っていく。
昼ごろ無人島に上陸!
焚火を起こしてランチ!
コーヒーを沸かし、ホットサンドを作る。
サラダにシチューもある!
何ということでしょう!
なぜか私の水筒の中から「シャンパーニュ産麦芽」のキンキンに冷えたプレミアムモルツが!(お前が朝、コンビニで仕込んでおいたんじゃろがっ!)
ということで、みんなで乾杯!
ぷは~っ!(これがやってみたかったのよ!)
可憐な花が咲くのどかな無人島だ。
途中の無人島では養殖などをやっている。
大きなイカを釣り上げている人も。
牛さんは海を行く人間が珍しくて仕方ない様子。
クジラの島が、私たちが上陸した無人島。
途中漁港に寄港!
浜に上陸する時と、港に上陸する時はまったく要領が違うので、とっても勉強になりました。
この港から歩いてすぐの、「鄭成功記念館」に行く。(入場無料!財布は陸において来ていた。まさか途中お金が使える場所に上陸するとは思わなかったので!)
ライフジャケットやスプレースカートという、水しぶきが艇の中に入るのを防ぐ乗艇後人の入るところを覆う布も付けたまま見学!
普通はこんなか格好で「記念館」の見学をしたら白い目で見られそうであるが、「記念館」も漁協を引退した人がやっていて、この「成功への道」というネーミングは、今回カヤックをお世話してくださった方がここの「漁協のメンバー」だった時に提案して採用されたものだそう。地元でよく「意思疎通」してあるもよう。(笑)
私はまた、漁村の片隅に小さな祠でもあるのかと思ったら、意外に立派なところでびっくり!
ここで生まれた、この「鄭成功」という人は台湾を解放し、中国では、孫文、
名前だけは教科書で習った近松門左衛門の浄瑠璃、国姓爺合戦は「鄭成功」がモデルだった。
ここの管理をしている「元漁協のおじさん」が台湾の鄭成功の記念行事に招かれた時は「国賓待遇」で腰を抜かしたという。
この建物や入り口の立派な門も、「華僑筋」からの寄付で作られたそう。
カヤックの途中で海から寄った割にはエライ勉強になったわ!
途中トビウオが2、30mも飛んでいくのが見えたり、岸の近くでは何百ものトビウオの稚魚が一斉にぴんぴん飛び跳ねるのが見えました。
こんな赤ちゃんでも飛び方は知ってるのね~
そんなこんなでとっても楽しい海の旅であった。
無人島から出艇地の千里が浜に戻るルートがこちら。
浜の手前で陸に上がっているのが「鄭成功記念館」。(GPSを止めるのを忘れたので(笑))
行きは最短ルートで無人島に行きました。
時間に余裕があったので帰りはいろいろ寄ってくれたよう。
この帰りのルートだけで10kmあったので、往復で20km弱くらい漕いだ。
手には若干のマメもできたし、心地よい疲労感です。
日頃体力づくりに関心があり、筋トレがてら漕ぎにいくくらいがちょうどいい感じ。
体力に自信がない女性は男性と一緒に乗艇し、バリバリ漕がせるといいでしょう!(笑)
カヤックは上半身の腕だけでなく「腰の回転」で漕ぐのが体力温存のために大切であり、引き締まったくびれたウエストを作るのに最適のアクティビティーと言えよ~
終わったあと温水シャワーも使わせてくれました。
ただ、浜に建てた小屋のようなところであり、寒い時期はすきま風が身にしみそう。
着た服はここで塩抜きし、近くのコインランドリーですぐ乾燥できたので快適でした。
私がやったのは「平戸カヤックス」の「シーカヤック1dayツアー 焚火でランチ!」カヤックをはじめ道具はすべて貸してもらえてベテランの人がガイドしてくれて、ランチもついて一人13,500円はお勧めです。
楽しかったぁ♪