自然と女性の美しさを讃えたアール・ヌーボーの旗手、アルフォンス・ミュシャの作品を見てきた。
ミュシャ展(大分市美術館12月4日まで)
ミュシャ展(国立新美術館(六本木)2017年3月8日~6月5日)
ミュシャは、チェコの出身だ。
私たちにおなじみと言えば合唱モルダウだ。
ボヘミアぁ~の河よぉ~♪ モぉルダぁウよぉ~♪
私は低いパートを歌ったなぁ。(あなたは?)
凛として哀愁を秘めた旋律が胸にせるまのであった。
ミュシャはまぁそんな文化背景で育った。
で私はアール・ヌーボーが大好きなのだが、その本質は自然と女性性の美しさにあると思っている。
ミュシャが描く女性が美しいんですよ!これが!
ミュシャは恋の都パリで過ごしている。
パリの女性はセクシーで美しい。
でミュシャの描く女性は、モルダウと恋の都パリが一緒になったような感じなんです。
これがいいんですよ!
私が見た中で一番美しいと思ったのがこれ。
「黄昏」(たそがれ)
美しい女性が沈む夕日に照らされているわけです。
髪をアップにした美しい女性です。
夕日のラインと腰のラインがシンクロしてて思わずはっとします。
薄い布をたぐり寄せて胸を隠しているところもいいなぁ~
肩や足のラインもリラックスしていていいんです。
顔の穏やかな表情がとってもいいんですね。
この穏やかな瞳。
リラックスした口元。
沈む夕日の光を浴びてとっても気持ちよさそうじゃないですか!
これが一番のお気に入り!
次が秋桜(コスモス)
胸のラインと腰のラインのバランスが「はっ」とするんですね。
女性というのは優美でいいなぁと思うんです。
モルダウと恋の都パリが一緒になったようなもんなんです!(笑)
その次がショコラ マッソン。
チョコレートの宣伝なんですよ。
ミュシャはレストランのメニューとか、ワインリストとかそんなのものもデザインしています。
夏のひまわりと褐色の流れる髪の女性なんです。
なんかもうこんなチョコレートあったらとろけちゃますね(*^^*)
美しいわぁ
ということでこの3点は、最後にもう一度じっくり見にいったのであった!
こういう自然と女性の美しさを讃えたアール・ヌーボーがお好きなら、ぜひお出かけください。
私はこんなのだいすき!(*^^*)
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