早朝ザグレブからバスでプリトヴィッツェ湖沼群に向かう。
クロアチアのバス
去年イタリアでのバス利用がカオスだったので、隣国クロアチアでも身構えたが(笑)実にスムーズだった。
チケットはこちらのネットで買う。
当日バス停に行ってバス停を調べ、運転手さんにスマホに送られてきたチケットのバーコードを読み取ってもらえばいい。
ザグレブのバスセンターは大きくプラットフォームがいくつもあるから現地で聞いた。
自転車(ブロンプトン)はバスの腹に入れてもらえる。日本の長距離バスと同じだ。折りたたんでカバーをかけておけば、旅行用のスーツケースと同程度の大きさで、普通に載せてもらえる。(というかバスの運転手さんはこれが自転車だとは気づかなかったと思う。自分で載せるので。)
なお「地球の歩き方」などには、トランクとかをバスに預けるときは、別に1〜2ユーロ必要と書いてあり、小銭を用意していたが必要なかった。
プリトヴィッツェ湖沼群
プリトヴィッツェ湖沼群には、Entrance1とEntrance2にバスが停まるが、1で降りた。
Entrance1には大きな荷物を預けることができる。そこにブロンプトンを預けてまわる。
入り口で聞くとすぐに場所を教えてもらえた。
プリトヴィッツェ湖沼群の回り方
Entrance1を入ったら、すぐに園内最大の滝があるので回ろう。Bigfallと案内板が出てる。
それから遊覧船乗り場P3を目指して色々見ながら行く。このあたりは水量があって見ごたえがある。
P3からは遊覧船に乗ってP2に行く。ここから上湖群の間も落差があって美しい。プリトヴィッツェらしい景観が広がる。
この2箇所が必見だ。
私はハイキングをしたかったので、ずっと湖沿いを歩いたが、湖沿いはまあ美しいのだが日本にも、単なる湖沿いの景観はある(笑)
地球の歩き方クロアチア版P107の「おすすめウォーキングコース」はまったく当てにならない(笑)一番おもしろくないP1からP2までを歩きで案内しているからだ。
上の二箇所なら、3時間程度で充分ポイントは回れる。往復とも遊覧船を使えばいい。無料だし、船からの眺めもいい。
(まあ私みたいに全体をのんびりハイキングしてもいい所だが(笑))
プリトヴィッツェ湖沼群
滝を見ながらベンチでお弁当のパンを食べるの図
ここで食べてると、あなたいいところで食べてるわね、みたいな感じで二人ほどにっこり笑って私を見て行った(笑)
プリトヴィッツェで最高のレストランLička kuća
Entrance1を出て、荷物を預けたままバスの時間まで食事をすることにする。
道路を木の陸橋で渡って、向かいのレストランLička kućaに入った。
暖炉がある^^
若いウエイトレスさんが来たので、「食事をしたいのですが」というと「もちろんですよ!」ということでテーブルに案内してくれた。
グラスワインの赤を頼む、オマケ付き。うれしいね*^^*
クロアチアのワインは相当レベルが高く、この香り、複雑な味では、まあ日本ではボトルの小売で1万円以上は確実。
パンと生クリームチーズを付け合せで出してくれた。このチーズは爽やかな酸味とコクで、ワインにあう。
料理はプリトヴィッツェでは鱒が名物らしいけど、メニューの横に「Lička quality」と赤字で書いてある、この店のスペシャリテが気になってしかたなく、そいつを頼んでみる。
なんじゃこりゃ!
へんなの出てきたぞ(笑)
何かの包み焼きだろうと、こちとら腹ペコ野郎なのにもどかしく紐をほどく。
大ごちそうでてきました!*^^*
ポークといろんなお野菜が蒸し焼きにしてあって、これにテーブルに運んでくれた塩、胡椒、バルサミコ酢などをお好みでかけていただきます。
こりゃうまい!*^^*
クロアチアはメシうまいですよ。
プリトヴィッツェ湖沼群のEntrance1の道向こうにあるレストランは、プリトヴィッツェで最高のレストランであると認定します。(当者比。この1件しか行ってないが(笑))
ザダルへ
バスの時間前までにまた陸橋を渡り、荷物を受け取り、バス停に行くとちょうど早めにバスが来た。
今日はアドリア海沿岸の街ザダルで宿をとってる。
二階建バスの二階からの眺め。
ザダルバスセンターでブロンプトンを広げ、「陸の門」を通って旧市内に入ります。
入り口の上の羽の生えたライオンはヴェネチアの紋章で、アドリア海の奥にあるヴェネツィアは地中海への制海権を支配するために、ここザダルのような沿岸都市を支配下においたそう。
宿はこんなテーブルの間の入り口から入った。(レストランかと思ったよ!(笑))
チェックインしてシャワーを浴び、少し街を散策する。
ここはフォーラムと言って古代ローマ人の広場だそう。柱がぶっ倒れるままになってる(笑)古代ローマ遺跡はこんなのが多いけど、ぶったおれても誇りなんだろうね。大事にしてある。
これは「恥の柱」と言って、悪いことした人をここに縛り付けてさらし者にし、恥ずかしい思いをさせる柱。残酷だね^^;
ここはシー(海の)オルガンと言って、波で教会のオルガンのようにブォ〜ン、ブ〜ンと音が折り重なってファニーな調べを奏でてる(笑)
近くには地面が光る細工がしてあって、踊ってる人いました(笑)
城壁の上を散歩していると、
クラシカルな木の船も泊ってました。