【モンゴル馬旅2日目】東山魁夷の絵の中で目が覚めた

モンゴル馬旅2日目、朝テントから出るとこんな風景が広がっていた。

昨日私をここに連れてきてくれた馬が草を食んでいる。

私は東山魁夷の絵が好きで長野の美術館に何度か足を運んだことがある。

彼の作品には馬のモチーフが多いのだが、

まさか、私自身が東山魁夷の絵の中で目を覚ますことになる夢にも思わなかった。

私は今、同じ絵の中に馬と一緒にこうしてたたずみ、同じ風を感じているのであった。

霧が草原の丘を越えていく。

モンゴルのキャンプ地は夜明けを迎えた。

この時期モンゴル草原には色んな花が咲いている

この時期モンゴル草原には色んな花が咲いている

朝食

少食は、トマトときゅうりのサラダに草原産卵とソーセージ

ニシンのトマト煮の缶詰もあるよ。

モンゴルが社会主義の時代にソビエトから入ってきたそう。

一番のごちそうはこの景色♪

この景色の中で食べるご飯は最高だわ!

これが今回私を乗せて旅してくれてるお馬さん。

今日もよろしくね!

馬具を装着し、また草原の旅を続けます。

今回の旅の参加者は私たち二人だけなので、私たちが走りたいように走らせてくれます。

今日は2日目ですが、最速のギャロップでずいぶん走りました。

躍動する馬にタイミングを合わせると文字通り人馬一体になって心地よいリズムを大地に響かせます。

ああこの人馬一体の躍動する疾走はクセになります!^^

ひとしきり走るとクリークがありました。

モンゴルでは水は貴重でこのようなクリークを汚す者には厳罰がくだされたそうです。

ですから伝統的にこのようなクリークの水は非常に良い状態に保たれています。

ここで馬を休ませて水を飲ませます。

また走り続けます。

途中岩の上に非常に珍しいヤギがいました。

ウソです!絶滅危惧種で本当に数が少なくて、これはレプリカの像だそうです。

そのヤギの像の近くでお昼にします。

お昼ごはんはこれです!

羊の肉のシュウマイです!

中身も皮も手作りなんですよ!

肉は自家製の肉を塊で運んでいます。

昨夜スタッフが何やらトントン、トントン切ってると思ったらミンチを作っていたんですね!

これを野菜のトマト煮ピリ辛ソースにつけて食べるのですが、とってもおいしい!^^

お昼時などにすかさずソーラーで充電し、こうしてスマホを使っています。

草原にもちろんコンセントはありません^^;

午後もいいペースで走ります。

今日も大草原の中でキャンプします。

晩ごはんは、羊肉と野菜を岩塩で味付けしたモンゴル風パスタ。

こんな何もない草原でよくもまぁ次々と色んなものを作ってくれます。

こうしてモンゴル草原の1日は暮れてゆくのであった。

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