自分の【天職】とは

こちらの記事にコメントをいただきました。

とても考えさせられるアドバイスでした。

興味があるという事が、既に適性を表している、と。

そうです。

キーワードは「喜び」です。

論理思考が得意で、その精緻さに喜びを感じる人はそれを探究した方がいいし、
味覚が発達し、美味しい味を探究することにこの上ない喜びを感じる人はそれを探究した方がいいのです。

なんかこれは自分は楽しく楽々できちゃうなぁ~みたいなことです。

そういう自分が心底喜びを感じる「基礎的素養」を活かす「自分の仕事」を持つことほど幸せなことはないのです。

「生活の必要のため」にする仕事は、できるなら避けたい苦痛かもしれません。

しかし、「喜びを感じ」「自分を表現する手段」である仕事は、夢中になって没頭できることです。

この人生の仕事が「しなければらない必要なこと」なのか、

「喜びを感じ」「自分を表現する手段」でありやりたくて仕方がないことなのかによって、人生の「幸福度」は大きく違ってきます。

後者のことを「天職」と呼びます。

天職というのは、何か出来合いの社会に存在する与えられた仕事に自分を適合させることではありません。

天職というのは、自分で創造するものです。

なぜなら、世の中にひとりとして同じ人はいないからです。

ですから、自分の得意な「基礎的素養」を使って創造性を発揮できる分野に自分の天職を創造してください。

どんなに様式が決まっている伝統的な仕事であっても、それが「天職」と言える人は必ず「独自の創造性」を発揮している人です。

例えば野球の長嶋さん、王さん、イチローさんなども「独自の創造性」を発揮していますね。(ちょっと例えが古いかな^^;)

「天職」というのは素晴らしい言葉です。

天=宇宙というのは永遠の創造の場なんですよ。

常に変化し、新しいものを生み出し続けているのが宇宙です。

ですから、その宇宙において何らかの創造性を発揮した仕事が「天職」と呼ばれています。

天=宇宙というのは根源的な創造のエネルギーが現象化したものです。

物体は波動エネルギーであるとする量子論はご存知ですね。

何か既存の仕事に自分を合わせることは、現象化し、物質化した枠に自分をはめて行く作業です。

本来自由な魂を本質にもつ人間が、そういう作業を苦痛に感じるのはある意味当然なんですよ。

そうではなくて「自分の喜び」、「自分の情熱」にフォーカスしてください。
それは宇宙の根源的な創造のエネルギーにフォーカスしているということなんですよ。

神が万物を創造するために与えたエネルギーです。

そのエネルギーが人間に感じられるのは「喜び」「情熱」としてです。

その「喜び」「情熱」に突き動かされて自分のフィールドに「独自の創造性」を発揮する時、あなたの仕事は「天職」となるのです。

この世で一番「喜び」「情熱」を感じるのは「独自の創造性」を発揮する時です。

そしてあなたが自分のフィールドで「独自の創造性」を発揮する時、

あなたは宇宙の創造で源である神の仕事の一翼をになっているのです。

ですから、それは「天職」なんですよ。

たとえパン1個を焼くことであっても、それが「喜び」と「情熱」で「独自の創造性」を発揮してなされたものであれば、この宇宙に新たなものを加えたのです。

「天職」の一般的な定義とは、

天から授かったつとめ。
神聖な職務。
自分の生まれつきの性質に合った職業。

だそうです。

私に言わせれば、自分のフィールドで、自分の得意な「基礎的素養」を使って、「喜び」と「情熱」で「独自の創造性」を発揮することです。

どんな分野であろうと、この宇宙に新たな創造性をもたらすことです。

それがたとえ1個のパンであってもです。

それがあなたの「天から授かったつとめ」であり、神聖な職務です。

ぜひご自分の「天職」を創造されますように。

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