トイレットペーパーがなくなっちゃいましたねぇ~^^;
日本では今から47年前の1973年にオイルショックをきっかけに街中からトイレットペーパーがなくなった。
その時も石油とトイレットペーパーはまったく関係がなく「群集心理」です。
以後現在まで、ウォシュレットのようなものが普及して、水で流してトイレットペーパーは最後の水分のふき取くらいしか使わないので、日本人のトイレットペーパーの使用量はかなり減っているはずです。
しかもトイレットペーパーは98%が国産で、原料も古紙で問題がない。
それなのに今、街中からトイレットペーパーがなくなってしまった。
使用量も少なくなっているいるし、生産・供給も問題ないのに、トイレットペーパーがなくなったのは、「群集心理」です。
多くの人が今使う以上のものを急に家に貯めこみ始めたことが原因です。
それ以外に理由はない。
しかし、なぜトイレットペーパーなのか?
おもしろいですね(笑)
(おもしろがっているか!・・・^^;)
人間いざ「お尻がふけない!」と思うと焦るんでしょうね(笑)
実際には足りていても、「群集心理」で消える。
トイレットペーパーは実際は足りていますが、現実に生産できていないものもある。
「中国の製造業活動を測る2月の政府の指数は前月から大幅に低下し、過去最低となった。新型コロナウイルスが同国経済に壊滅的影響」(ブルームバーグ)を与えているわけです。
実際に自動車工場など、中国からの部品が入らず日本の工場のラインも止まり始めている。
もちろん中国で生産は「過去最低」になっているわけですから、中国からの輸入品は国内在庫がなくなれば今後不足してくる可能性が高い。
日本は衣類の60%を中国から輸入している
日本は日本は衣類の60%を中国から輸入しています。
ですからパニックになって買うべきはパンツなんですよ!(笑)
まぁ煽るわけじゃないですけどね。
それが合理的な行動ってもんです(笑)
日本は衣類の60%を中国から輸入していて、その中国の2月の製造業活動は過去最低に落ち込んでいるのですから。
新型コロナウイルスの感染が拡げる実体への影響
現在新型コロナウイルスは中国のみならず、日本を含めた世界中に感染が広がっているのはご存知の通り。
日本でも戦後初めての全国休校が実施されます。
日本はすでに水際防疫に失敗していますので、感染拡大に伴って中国のように過去最低の経済活動に落ち込む可能性もあるわけです。
それを織り込み始めて日本や世界の株価は先週リーマンショック級の大暴落を起こしている。
ニューヨークダウ平均株価(日足)
株価はよく「心理」で動きますが、今回は実際に中国で2月の経済活動が過去最低に落ち込んでおり、「実体」としても経済が落ち込んでいるわけです。
新型コロナウイルスは「夏の気候」でも拡がる
インフルエンザは気温の上昇とともに終息することがよくあります。
しかしシンガポールも3月2日現在106名の感染者を出しています。
そのシンガポールは現在、30度を超える日本の夏のような気候です。
新型コロナウイルスは、「夏の気候」でも感染が広がるんですね。
新型コロナウイルスは抗体ができない場合がある
中国国家衛生健康委員会が31日開いた記者会見で、中日友好医院の※慶元(※簷の竹カンムリなし)医師は新型コロナウイルスによる肺炎に関し「感染後にできる抗体には長期間持続しないものもある。一度感染し治癒した患者にも再感染のリスクがある」と述べ、警戒を呼び掛けた。(時事通信 2020/01/31)
普通のインフルエンザなら一度かかるとそのウイルスについては抗体ができてもう感染しないわけですが、新型コロナウイルスでは抗体が持続しない場合がある。そうなると同じ人が何度も感染する。
この新型コロナウイルスは、通常のインフルエンザの気温が上がって、人々に抗体が拡がって感染が終息するという性質とは異なる振る舞いをする可能性があるわけです。つまり長期化ですね。
アメリカでもパニック買いだめが発生
日本ではすでにマスクやトイレットペーパーが買い占めで街中から蒸発しました。
アメリカでも既に「全米の店舗で、コロナウイルスのパニック買いだめが始まっています」(At Stores Across The Country, The Panic Coronavirus Hoarding Begins)
こういう動きが世界的に拡がって長期化した場合、もっとも懸念されるのは、トイレットペーパーでも、服でもなく、日本の自給率39%の食料です。
世界大恐慌では都市部で食料不足が発生し、農村では出荷できず農家が破産した
1929年の世界大恐慌では、経済や物流の混乱から都市部では食料不足が発生し、農村では出荷できずに農家が破産しました。
すでに中国では1月2月の消費者物価が高騰し、武漢では食料不足が発生しています。
日本における都道府県別食料自給率は以下の通り。
経済や物流が混乱した場合、上記の自給率の低い都府県では食料不足が懸念されます。
武漢では閉鎖された高層マンションの窓からお札を紙飛行機にして次々に飛ばす人や、ばらまく人の動画がありますが、いざ武漢のような状況になれば、お金があってもあまり役に立たないのでしょう。
お金は生産や物流、経済が通常通り動いている時だけ有効なものだとわかります。
食料自給率の低い地域にお住まいの方は、いざトイレットペーパーみたいなことが起これば一瞬にして食べ物が蒸発してしまう可能性があります。
こちらは国産は98%じゃなくて39%ですからね。
マスクを輸出禁止にした国が多数出たように、食料が不足したら自国民の必要性を満たすために食料を輸出禁止にする国も出ることでしょう。
ほぼ100%国産のトイレットペーパーが一瞬にして蒸発するなら自給率39%食料で同じことが起こったら、どうするのかちょっと頭の中でシミュレーションしておくといいですね。
米は100%、野菜は80%、魚は60%自給しています
日本は幸い主食の米は100%自給していますし、野菜も80%、魚は60%自給しています。農業生産は暖冬のおかげで順調です。(鶏卵は95%自給していますが飼料がほぼ100%輸入ですからあてになりません。中国では物流の混乱で飼料が農家に届かず現在、家畜が大量に餓死しています。)
上記の都道府県別食料自給率グラフで低いところにお住いの方は、いざとなったら家族で実家に疎開するかぁ~などと考えておいた方がいいかもしれません。
在宅勤務も拡がっていますから、都市部の給料をもらいながら、食料と自然環境豊かな地方で暮らすのが本当は一番いい!(笑)
ちなみに我が大分県は食料自給率48%ですが、県庁所在地の大分市がひとりが足を引っ張っており、周辺の自治体は食料自給率100%越えているところが多数あります。
直販所などで旬の食べ物や果物を手軽に手にいれたければ、食料自給率の高い県の、都市部を外せば大丈夫です。
ちなみに私は野菜は直販所で100円(消費税なし)で買うものだと思っています。200円の野菜は悩みますね(笑)例えば今レンコンが100円売っていますが、2食分はあります。おかずは1食は50円くらい。それが食料生産地の相場です(笑))
先日、4つで130円のハッサクをたくさん買おうと思っていたら、おばちゃんがやってきて「あら安いわね」と言います。私は「買われるならどうぞ」と譲りました。残ったら買おうと思っていたのです。するとそのおばさんは「うちの樹にもたくさん成っているから」と言って、どこかに行ってしまいました。それが食料生産地というものです(笑)
今春は自然菜園を楽しもう!
全国でトイレットペーパーが買い占められている時、私は固定種の種をたくさん発注しました。
今春は、「人混みは自粛」ということなので、ぜひ一緒に自然菜園を楽しみませんか?
どうせ出かけていくところもないしね(笑)
私は1年前から自然菜園をやっているので今は、ブロッコリーとかソラ豆が育っています。
こんな感じでテーブルに設置した薪ストーブで料理します^^
(自給自足ごっこ楽しい~♪火遊び大好き!あ~ん、わくわくするぅ~^^)
カキチシャという日本レタスに二十日大根も簡単でお勧め、サラダにしています。
パンもEM地粉でテーブル薪ストーブで焼きます。
うまいんだなこれが!
火を燃やすために、おにいさんは、山(その辺)に柴刈りに行くわけですよ!(>変な濁点つけないように!)
だからタダで火遊びできるんです!
それで燃やした灰は自然菜園の肥料になるわけです。
金もかからずこんな楽しい遊びはないっ
燃えるわ!
ちなみに私の秘密基地は5月~7月いっぱいくらいまでは姫竹が食べきれないくらい生えてきます。
その頃のヨモギパンも最高!
ヨモギも姫竹も植えて勝手に食べきれないくらい生えてくるので、もし自然豊かなところに移住することを考えている人は私の秘密基地みたいなろころなら、何もしなくても3カ月分くらいの食べ物は勝手に生えてくると言えよ~(柿の木もあるしね)
地方には耕作放棄地が拡がっているし、自分の自然菜園だけで自分たちの野菜は十分できる。
ということで、今春は人混みを避けて田舎の実家にでも帰り自然菜園づくりを楽しもう!
SARSやら、MERSやら、新型コロナやら、だんだんパワーアップして、感染を繰り返していますからね。
新型コロナが収まっても、また次が来るでしょう(涙)
自然豊かなところに住んでネットで仕事しながら菜園をつくる!
これが真のコロナウイルス対策です。
ボクもやるからキミもやれ!