サリアでの夕食から。
ガリシア地方に入ってから魚介類の料理がぐっと増える。
海老とタコを辛子とたっぷりのガーリックで炊いたもの。
ツボをついたうまさ!
イカリング。
日本よりも分厚い!
ナイフで切っていただきます。
あ~カーニャ(生ビール)がうまい!
徒歩で巡礼証書をもらうには100km以上あるく必要がある。
今日出発したサリアが100km以上ある最短の街になる。
体力に自信がない人や小さな子供連れのグループなどがサリアからはずっと増える。
そんな感じでサリアは巡礼出発のひとつの拠点になっているので、巡礼に必要なものがすべて揃う「巡礼道具やさん」を巡礼路上に少なくとも2軒見つけた。
もし手ぶらでスペインに来ても、リュックや靴、ウェア帽子や雨具など必要なものはすべて揃えることができる。
実はイラゴ峠の下りで靴底が前半分パッカリ開いてしまった。
巡礼路を300kmも歩くことは靴にとってもハードだ。
次の街ポンフェラーダで登山用具専門を見つけて、足を計ってもらいサイズのあった靴を入手できたからよかった。
サリアなら巡礼に適した靴も揃っている。
サリア市街地の教会には昔の巡礼者の絵が描いてある。
しかし、ろくな靴もリュックも雨具もなく、昔の人は本当にすごい!
ヨーロッパの自宅から出発し、また歩いて自宅に帰るのだ!
まさに一世一代の命がけのイベントだ。
実際途中で命を落とす人も少なくなかったそう。
石の橋を通って郊外に出る。
巡礼路上で「現役の」馬の警備隊に出くわす!
大きな橋を渡ると丘の上がポルトマリンだ。