前日夜マドリードに到着し、一夜開けてケイタイの開通手続きをする。
ホテルからほど近いプエルタ・デル・ソルのメトロの駅は6月までボーダフォン・ソル駅と言っていたそうで、目の前にボーダフォンショップがある。(最近流行りの命名権売却で駅名がそうなったそうだが、不評で現在は以前の駅名に戻っている)
有名な場所にあるので10時の開店前には少し行列。
私は2GBひと月10ユーロを契約する。
これでスペイン全土でネットが使用できる。
昨夜は気がつかなかったがマヨール広場では、恋人たちが思い出に鍵をかけていくという。
広場にほど近いサン・ミゲル市場で軽く朝のサンドイッチを食べる。
ガイドブックもろくに見ないので詳しい名前はわからないが、街は見ているだけで楽しい。
日中はプラド美術館やソフィア王妃芸術センターをゆっくり回り、ゴヤの「着衣のマハ」「裸のマハ」ピカソの「ゲルニカ」などなどを見て回る。
プラド美術館のカフェプラドではサラダがたっぷり食べられるのがうれしい。
こんな道を歩いて行くと、
マドリード・アトーチャ駅についた。
ここからスペインの新幹線RENFEで北に向かう。
郊外にでるとこんな乾いた大地だ。
夜9時前に目的地に着いた。夜と言ってもこんなに明るい。
北部の街レオンだ。
スペインの国旗の中央には4つの図柄がある。その右上がライオンになっている。これがここ旧レオン王国の紋章だ。スペインを創設した王国のひとつである。
駅の近くの川沿いをしばらく歩くとサン・マルコス修道院に着いた。
もちろん教会だ。
礼拝堂もある。
しかし、ここはパラドール・デ・レオンという宿泊施設となっている。
正面入り口上の紋章もすごい。
フロント前。
この階段を上って部屋に行く。階段の途中には、こんなのや
こんなのがあったりする。
建物全体が美術館である。
2階に上がると、中庭に面した回廊があった。
こちらは建物の内部。
一階の回廊にも行ってみた。
ここは紛れもなく修道院なのである。
こちらがバル。
奥にレストランがある。
ここでもワインをボトルでもらう。
まずはレバーのソテーをジャムと一緒にトーストしてあるちいさなパンにつけて食べる。
次はお魚、マス系の魚、何ていうのだろう。おいしい。大きい!(笑)
お肉はラムと言っていたがぜんぜん臭みはない。
ここでも塩とオリーブオイルと素材の持ち味で勝負する。
サラダは撮り忘れたが、ドレッシングはこちら。
塩とビネガーとオリーブオイルをどんとおいてくれた。
自分の好みで調合してかけろとということらしい(笑)
オリーブオイルのおいしさは特筆にあたいする。
グリーンの香りがたち、まろやかでうまい。
日本のオリーブオイルって何なんだ!
デザートがこちら。
ティラミスとアイスクリームと、カステラみたいなスポンジケーキにクリームがのせてある。
ちなみに日本のカステラはレオンのあるカスティリーヤ地方が語源であると言われている。
これもしっとり甘くカステラライクのスポンジであった。
こんな感じの外でたべるところもある。
パラドールというのはスペインの文化遺産を利用した宿泊施設だが、一泊の価値はある。