花東縱谷公路はこんな感じで左右を山に挟まれた谷筋を走る。
アップダウンはあまりなく全体的に走りやすい。
60数キロ走り、花蓮駅(ふぁーれん)に着いた。
ここから宜蘭(ぎらん)までは、急峻な山が海まで崖となっており、公式ルートでも鉄道利用が推奨されている。
もちろん私たちもそうする。
列車に乗るともう一組自転車野郎がいた。
話してみると、彼らは私たちを台南方面で見たそうだ。
雨の中ずいぶん長い間前後になりながら一緒に走ったのは彼らだった!
私たちが調べたらこの列車は宜蘭(ぎらん)までだったのだが、彼らは降りる気配がない。
色々聞いてみると、台北などの主要都市では自転車を降ろすことはできないが、その前後の小さな駅では可能だと言う!
私たちはどうしても台北とか、台南とか、高雄とか有名な大都市の駅名で検索してしまう。
それしか知らないし、宿はどうしても大きな街の方が探しやすいので。
それで宜蘭(ぎらん)駅で一旦自転車を降ろしたのだが、車掌さんに列車の中でも切符を買えるかと聞くと、OKというので、あわてて再度乗せた^^;
自転車は向い合せてチェーンを使って倒れなようにこう固定するようにアドバイスされる。
実直で誇りをもって仕事に取り組む台鉄の鉄道マンという感じのベテランの車掌さんだ。
どこまでいくか彼らともあれこれ相談し、結局台北のひとつ先の駅、萬華まで買って、そこから出発地点の淡水まで走り、予定より1日早く自転車を返すことになった。
うしろの白いレシートが車掌さんが発行してくれた宜蘭→萬華の追加チケット。
まぁ今回は台風並みの土石流の発生するような雨も経験できたし、こういう臨機応変さも旅の大切な技術と言えよ~(笑)
萬華から淡水まで走り、その日のうちに自転車を返せた。
レンタル料金は1日分安くしてくれた。
こうして私たちの環島は無事終わったのであった。
淡水から台北に向かう途中、有名な士林夜市に寄ってみる。
リアルたこ焼き(笑)
チーズたっぷりのピザみたいなたこ焼きで、これはこれでうまかったです。(日本のたこ焼きとは別物ですが)
行列ができていた台湾素麺(そうめん)。
とろみがあってちょっぴり酸味もあります。
ピリ辛の調味料を追加して、酸辣麺(さんらーめん)的にして食べるのも好(はお)。
爆乳起司(チーズ)?
恐ろしくて注文できませんでした。(写真を撮る手が震えてる(笑))
わぉ!
これも無理。
とにかくこんな屋台が見渡す限り・・・
なかなか食べるのに勇気がいるものも多いですが、見てるだけで楽しい夜市です(笑)