今まで、誰に対しても YESマンだった気がします。捨てられたくないっていうのに無意識に恐怖を感じます。

「おはようございます。

今まで、誰に対しても
YESマンだった気がします。
かなり嫌な事はべつにして、ちょっとの事には
なんでも「いいよ」って返事してきました。

揉めたくないとか自分が我慢すればいいとか

イヤ、たぶん、
捨てられたくないという恐怖が。
この捨てられたくないっていうのに無意識に恐怖を感じます。
たぶん子供の頃に親からトラウマになるほどのなにかがあったのかもしれませんね。
でも榎本さんと出会って、もう全て手放していいんだって頭ではわかってきました。
それでも心は無意識に恐怖を感じますが。まだまだですが
何が恐怖に感じてるのかみえてきました。」(2016年6月15日 6:59)

それは素晴らしい気づきです!

それは人類共通の深層に見られる意識です。

みんな大なり小なりそれをもっています。

それは「自分を失う」最も代表的な理由なのです。

子供の頃は、大なり小なり、イジメや仲間はずれを見たり経験したと思います。
イジメられないために、影響力のある強い人たちのグループに受け入れられようとしたかもしれません。

日本には村八分という言葉があります。
火事と葬式の2つしかつきあわず、あとは一切つきあわない。
仲間はずれですね。無視です。
そうなってしまうと、その村で生きていくことはとても困難になります。
たとえその村の掟がどのようなものであろうとも、YESと言ってつきあうことが大事だったのです。
その掟が正しいとか、正義とか、そんなことは関係ありません。
その掟に従うのか、従わないのかです。

これは就職した人なら誰でも知っていますが、その組織には不文律というものがあります。
それが世間的に見て、正義かどうかは問題ではありません。
実際さまざまな偽装問題や、裏金問題など、その不文律に従うのかどうなのか。
その「組織の掟」に忠実な者が出世して、いい思いができたのです。

 ところが、今はもうそのような力学は通用しない時代になっています。

 ウィキリークスやパナマ文書問題に限らず、不正が暴かれる時代です。

 これはもう世界的な傾向です。

 このような傾向はこれからどんどん加速していきます。

 もう人は自分の内に沸きあがる良心に勝てないのです。

 
 良心や、誠実さ、思いやり、寛容性、愛といった価値観が力をもつ時代になっているのです。

 これは本当に素晴らしい時代です。

 もうそんな通用しない「古い掟」にしがみつこうとする、組織や人はどんどん足元が崩れ去っていくことを経験するでしょう。

 それはとてもいいことなのです。

 これまでのその「古い掟」の力学を支えていたのが、「仲間はずれにされる、捨てられる、無視される」恐怖だったのです。

 それは西洋でも同じことです。
 ヨーロッパでは城塞都市といって、塀で囲まれた中に都市がありました。
陸続きのため、他民族の侵入を防ぐためです。

 その城塞都市の門から、外に追放されたなら、もうそれはほとんど死を意味したのです。
 オオカミや盗賊がそこら中にいたのです。
 ですから、エライ人が「こいつは魔女だ!」と言えば、一緒になって石を投げるしかなかったのです。
 そうしないと自分が門の外に追放されますからね。

 それが洋の東西を問わず、会社で、クラスで、あるいは家庭でさえ、用いられてきた古い支配の力学なのです。

 そういう時代だったのです。

 しかし、人類は今別のステージに入りました。

 良心、誠実さや、思いやり、寛容性、愛といった価値観が力をもつ時代です。

 「奇跡のりんご」の木村秋則さんなどはいい例ですよ。

 このような人が注目される時代は本当に素晴らしい時代です。

 もう食べる人の体を思いやらない「誠実さのない」古いやり方は通用しないのです。

 ヨーロッパでは、遺伝子組み換え作物とあわせて使用される、モンサント社の除草剤(グリホサート)が禁止に向かっています。(ちなみにモンサント社の社員は社員食堂でさえ自分達は遺伝子組み換え食品を絶対に食べません。不誠実ですよね!自分や子や孫に胸を張って食べさせられる食べ物を供給しないとね。)

 日本ではまだまだ彼らの除草剤がホームセンターに山積みされていますけどね(笑)(若い人が精子が減っているのはそのせいですよ!)

 しかし、人類全体としては素晴らしくいい方向に向かっています。

 さて、その「良心、誠実さや、思いやり、寛容性、愛」といった価値観はどこから来るのでしょうか。

 それは個人の内から来るのですよ!

 もうこんなことに手を貸すのはもう嫌だ!という良心なのです。

 そして、いよいよ人類は、「古い掟」を押し付けてくるところを抜けて、新しい「良心、誠実さ、思いやり、寛容性、愛」といった価値観に従って生きてる人とつながりあうことが可能な時代になったのです。

 それはもう、その人が自分の人生をどのように考えるかという問題だけになっているのです。

 もうそこにはイジメる、村八分にする、無視するなどといった力学は存在しないのです。

 そういう古い力学は滅んでいきます。

 今は私たちはその崩壊を目撃しているのですよ!

 素晴らしい時代です。

 
 ですからそういう「古い力学」を使う人たちに、自分を従わせるのをやめてください。

 そんな「滅びゆく力学」を振りかざす人たちに、無視されたからといってなんてことはないんです。

 今はもう中世ではないんですよ。

 
 神が「良心、誠実さ、思いやり、寛容性、愛」といった価値観に従う人にどれだけエネルギーを送っていることか!

 それこそが真の「長いものに巻かれろ」です。

 自分の周囲がどうであれ、自分の魂、良心に従うことです。

 たったひとりで神に巻かれることです。

 彼らの「古い力学」は実にもろい、張りボテであることがわかるでしょう。

 実はもう「古い力学」には力は供給されていないのです。

 すでに時代はシフトしているのです。
 

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