幸せになるのは実に簡単なことです。
自分が幸せに感じることを常に選択し続ければいいのです。
そのためには自分の人生において自分以外の権威をもたず、自分の「感覚」だけを大切にして、
勇気をもって自分で選んだことを経験し味わい、そこから自分がより幸せに感じることをやるだけです。
まずですね。
人は比べられないということを理解してください。
例えば、アインシュタインと王選手、ある一部を比べるとどちらかが劣るように見えるでしょう。
しかし、そのことはアインシュタインの偉大さや、王選手の偉大さとは何の関係もないのです。
どんな人であれ「比べれらない」というのが真実です。
それはコスモスとひまわりどちらが美しいかと言っているようなものです。
どちらも美しいのですよ!
生命の優劣を考えること自体が間違いなのです。
すべての生命は偉大な神の創造です。
あなたもですよ!
アインシュタインは、〇〇より足が遅いとバカにされたことがあるかもしれません。
王さんは〇〇より数学ができないとバカにされたことがあるかもしれません。
その時の正しい対応は「気にしない」ことです。
気に病むとそれに影響を受けます。
比較は間違いですが、
比較したがる人はいます。しかし、それはその人の問題です。
人には自由がありますから、その人が比較したがるのを止めることはできません。
私たちが取りうる唯一の方法は、「気にしない」ということです。
自分が何に関心を向けるかということに関しては自分に絶対的な選択権があるからです。
その選択権は絶対に誰にも渡してはいけません。
自分から渡さない限り誰にも奪うことはできないからです。
しかし、その比較を王さんが受け入れた瞬間、それは王さんの人生に影響を与え始めます。
「数学ができない俺は何てダメなやつなんだ」
その意識は野球に、その他の人生全般に着実に影響を与えるのですよ。
自分の人生に起こる「すべて」のことは「気にしなければ」影響を受けないのです。
どんなことでもです。
そして、自分の幸せに関すること「だけ」気にし、
自分の幸せに寄与しないことは「気にしない」というのが、
万人に共有する唯一の幸せになる方法です。
他に幸せになる方法はありません。
人の言うあらゆることで「自分の幸せ」に寄与しなことはすべてたわごとです。
「自分の幸せ」に関することだけ、大いに注目し、意識します。
「自分の人生」なのですからそれでいいのです。
そうすると「自分の幸せ」に関することが成長し始めます。
これは偉大な法則なのですが、「意識を向けることが成長する」のです。
ですから、幸せになりたければ、自分に幸せをもたらすこと「だけ」に意識を向けます。
もう一つの偉大な法則は「自分が思うことが実現する」ということです。
これも万人に共通する偉大な法則です。
あなたも日々自分の思っていることが実現しているのです。
唯一必要なことは「思うこと」を選択することです。
そのもっとも重要な方法とは
「自分の幸せに関することは気にし」
「自分の幸せに関しないことは気にしない」ということです。
それだけです。
そのために、必要なことは自分が自分の人生の最高権威になることです。
なぜなら自分以外の誰も、自分が何を幸せに感じるか知らないからです。
自分以外の誰も、自分が何を不幸に感じるか知らないからです。
何を気にすべきか、何をスルーすべきか、
自分の人生においてそれが判断ができる、世界で唯一の絶対者は自分だけなのです。
ですから、自分以外の誰かの顔色を伺い、誰かに気に入られようとし、誰かの意見に従う限り、幸せになれないのです。
これは法則です。
なぜならその人は、あなたが「どう感じるか」知らないからです。
自分に幸せをもたらすことだけに、関心を持ち続け、
自分に幸せをもたらさないことはスルーし続けます。
それには人生に自分以外の権威をもたないことも含まれます。
なぜなら、自分の人生を自分で選び、幸せにすること以上に幸せなことはないからです。
失敗は何も問題ありません。
「わたしは、今までに、一度も失敗をしたことがない。 電球が光らないという発見を、今まで二万回したのだ。」トーマス・エジソン
これは思ったよう光らなかったな(幸せにならなかったな)ということはあるでしょう。
唯一大切なことは、自分の幸せのためには、「自分が幸せと感じる」ことについて、やってみて、その結果を「味わう」ことなのです。
自分で選び、自分でやり、自分で味わうことです。
この過程は誰でも人生で2万回以上行います。
それには何も問題ありません。
唯一大切なことは、「それは自分の選択であり、自分の体験であり、自分が感じたことである」ということです。
そして、その度に「自分がより幸せに感じる」選択を繰り返せばいいのです。
そこから初めて「自分の人生」がはじまります。
それが幸せになる唯一の方法です。