私は振り返ると50年間何もして来なかった、仕事、子育て、遊び、なに一つ情熱が持てなかった。すべて受け身、指示待ち、世間体が保てればそれでいい。残された人生あせり、後悔、自己嫌悪・・・

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私は振り返ると50年間何もして来なかった事が重くのしかかってきました。
仕事、子育て、遊び、なに一つ情熱が持てなかった。すべて受け身、指示待ち、世間体が保てればそれでいい。残された人生あせり、後悔、自己嫌悪、仕事への不安、そんなネガティブな事ばかりです。

もし、それが嫌だと気づいたなら今から違う生き方を選べばいいだけですよ。

つまり世間体、人にどう評価されるか、人にどう思われるかをまったく気にせず、人に褒められることを求めず、まず自分が何に喜びを感じるのかということを深く見つめ、それに向かって小さな一歩を踏み出せばいいのです。
その小さな一歩とは例えば本屋で自分のやりたいことを実現している人の本を見つけ、お気に入りの場所でひとり静かに読むようなことです。

私は9年前ふと自転車で旅をしたくなったのです。

ひとりで本当にふらっと出かけてしまった。

自転車も長い間乗ってなかったんですよ。

ほこりをかぶっていたのを洗って、油をさして、空気を入れなおして旅に出た。

もちろん、世間体も何も関係ないですよ(笑)

誰に褒められるとか、そんなことはまったく関係ない。

むしろ何考えとんのじゃ?と思われるのがおちです(笑)

理由なんてないんですよ。

ただ自転車に乗って遠くに行ってみたかった。

それだけです。

でも、その後子供たも自転車旅を気に入ってしまい。

まずは近場を1泊で旅し、だんだん阿蘇とか九重にも行き、

最後はバリ島一周とか、北イタリアとか、台湾一周、韓国縦断なんかもやってしまった。

そんなことになるとは思ってもみませんでした。

ただ自転車に乗って遠くに行ってみたい。

そんなふと自分のうちにわいた気持ちに素直に従うと、こんなに発展してしまった。

今となっては自転車旅は、私の人生の最も楽しい思い出になっています。

それは、ただ自転車に乗って遠くに行ってみたい。

それだけだったんですよ。

自分の内なるフィーリング、情熱に従うことはこんなにも、エネルギッシュに展開するものなのか!と我ながら驚いています。

難しいことは考えず、自分の内なる何気ない感覚に素直に従えばいいんですよ。

それが人生を一番楽しくしてくれますね。

世間体とかくそ食らえですよ!

ただ自転車に乗って遠くに行ってみたかった。

それだけでいいんですよ。

今までの人生のつけ、負債を残された人生で払い続けるのか、破滅が待っているのか、こんな状況でも努力できない自分。自分自身が怖いです。
将来が怖いです。

人生のつけ、負債などは一切ありません。
人は永遠の魂であり、今生が終わっても永遠に存在していきます。
破滅というのはあり得ないんですよ。
ただ永続する体験の連続があるだけです。
もしご自分が人生がもう嫌だと思えば、神様が新しくスタートできるようリセットしてくれます。

しかし、次もまた今生の続きなのですよ。

変化というのは、常に「今」決心して起こるものです。
来世なら来世の「今」、「よし!やってみよう!このまま人生を終わってたまるか!」と決めた瞬間に、宇宙は動き始めるのです。
その決心に呼応して宇宙は動くのです。

思考が現実化するといわれる所以です。

今生であろうと来世であろうとそのプロセスは同じです。
なら「今」決心した方が得ではないですか!

来世は、今生歩み始めた続きになるからです。

気に入らない今までの生き方を変え、いい形で今生を終えておくと、来世はその魂の望みが実現できる続きの現実を引き寄せ、そこからスタート
します。

今の続きは嫌なのですよね?

失うものなどなにもないのですよ。

今まで気に入らない生き方以外には。

「受け身、指示待ち、世間体」とかどうでもいいんですよ。

この中には自分の内にトリガーがあるものが何もないのです。

すべて外の刺激に反応したにすぎません。

だから「なに一つ情熱が持てなかった」のです。

それは自分の熱いハートからでたものじゃないからですよ。

ただ自転車に乗って遠くに行きたい、というようなバカなことでいいんですよ。

それが自分のハートのともし火ならば。

自分の内なる喜び、ハートの喜び、情熱に従ってください。

人は「自分自身でない時」病気になったり不幸に感じたりするのです。

「自分自身である時」心身は健康であり、喜びにあふれるのです。

それが、ただ単に自転車に乗って遠くに行くようなことであってもです(笑)

さあ、自分のハートの灯し従って何か行動を起こし、人生を変化させてください。

近場に1泊で行くようなことが、やがて大きなことに育つのです。

内なる情熱ってのはほんとすごいのです!

ぜひやってみてください。

難しいことは何もないです。

さび付いた自転車に油をさして、空気を入れて走り出せばいいだけです。

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