今朝Tさんからメールをいただきました。
> お休みのところ、朝も早くからすみません。
>
> でも、今日はちっきしょーメールではありません(笑)
> 榎本様が教えてくださったことが心にやっとやーっと入って来たような気がします。
> 昨夜、主人が、また私の発した些細な言葉にカチーンと来ました。
>
> (……あ、やばい、また怒らせたーーー
> こーんなちっちゃいことで…あーめんどくさっ)
>
> と思ってしまうと私自身も主人に対してとてつもない拒絶反応を示してしまうのが今まで当たり前になっていました。
> その私の反応が一番頂点になった時→主人(プラス疲れやストレスが溜まっている時)がキレるタイミングになっています。
>
> 主人が怒っている!とわかった時点で、私はすぐに心を閉ざして拒絶反応に入ってしまいます。
>
> 昨日も途中までは(喧嘩の前の雰囲気の時です)私の拒絶反応……無視、目を合わせない…とにかく無
> …
> (あ、でも、これ、いつものパターンだわ。
> 榎本様が言っていた、パターンを変えること)
>
> 「あなたが勝手に怒ってることが悪いんだから私の態度を見て嫌な気分になって反省したらいーのに(怒)」嫌な雰囲気満々が、さっきまでの私。
>
> 窓辺に行って一息つく……ここには窓がないから(外出先(笑))上を見よう、ε-(´∀`*)ホッと息をついて…
>
> (あら?なにかいつもと違う)
>
> (おや?それを見ていた主人の目の鋭さもなくなってる)
>
> (ちょっと慈悲の心(笑)
> 私には些細なことでも、主人には些細ではないのは確かなことだもんね、謝るか~)
>
> 私「さっきは悪かったね~」
>
> そこからはちょうどよく子供も寝たので会話もスムーズに進みました。
>
> そこから、スルスルと穏やかな会話ができました。
>
> なんだか、心が不思議な感じでした。
>
> 本のページをめくったような、そんな感じでした、
> こうやって1ページずつめくって行って次の私になるのかもなとやっと思えたところでした。
>
> もちろんこれを継続できなきゃ意味がないことだともわかっています。
>
> 周りに引きずられない、相手の感情に引きずられないこと、私は私、どんな時でも落ち着いている……
> そういうことって、今までなかった気がします。
>
> 喧嘩上等!(笑)じゃないけれど
> 売られた喧嘩は買ってやる!それが正しい心意気で生きてきた…なんだかわからないけど負けられない、強い自分でいなきゃ行けない、潜在的にそう思っていたのかもしれません。(若くはないのに…(笑))
>
> でも、本当の強さはそこではない事を
> 少しずつ身をもって学んで行ける予感もします。
>
> 榎本様。私、ほんとびっくりするほど幼稚で
> まだ表紙をめくったばかりの人間かもしれません。
>
> でも、時に折れたり、諦めそうになったりしながらも榎本様の境地まで行けるよう頑張って心の勉強し続けたいと思っています。
>
> うわー、Tさん、大丈夫だろか?!とは常々思うと思いますが(笑)
> 引き続き応援よろしくお願いします!
すごいです!
感動しました。
いえ、ほんとに。
素晴らしいです!
これは相手に勝つとか負けるとかそういうことではないのです。
ふたりで以前よりも幸せを生み出したということなのです。
それをあなたが成し遂げたのです。
これは折れて相手に屈服するとか、一方的に我慢するとか、相手をやり込めるとか、従わせるとか、
そういう次元を越えることなのです。
これこそが真の強さです。
誰かを支配したり、誰かに支配されたりすることは勝利ではありません。
ふたりで以前よりも幸せを生み出せた、以前のパターンを越えたということが真の勝利なのです。
>主人(プラス疲れやストレスが溜まっている時)がキレるタイミング
> 私には些細なことでも、主人には些細ではないのは確かなことだもんね、謝るか~)
これこそが思いやりです。相手のことをよく思いやっておられるのです。心に余裕があります。
ご自分でそのスペースを生み出されたのです。愛なんですよ。
> 私「さっきは悪かったね~」
これを言えることが真の強さです。
相手を支配することは全然強さじゃないんですよ。弱さの現われです。
相手を支配しやり込めようとする人は、弱い人です。
しかもそれをあなたが主導して意識的に成し遂げたのです。
これはとても偉大なことです。
多くの職場で、家庭で、人間関係で、国と国との間で、今回あなたがなしとげたことができないのですよ。
たった、これだけのことのために多くの人が苦しみ、一生どちらがどちらを支配するかというゲームをやり続けているのです。
何世代も何世代もやり続けているのです。
しかしあなたはそのゲームから脱する方法を身につけました。
これこそが真の偉大な勝利です。
それを成し遂げた、あらゆる職場が、あらゆる家庭が、あらゆるに人々が、あらゆる国々が、この偉大な達成を祝うべきなのです。
これ以上大切なことはないのです。
これこそが平和と幸せの源泉だからです。
そのあなたの対応を見て育つお子さんは、もう支配と従属という枠組みで、家庭を作ったり、仕事をしたり、人間関係を作ったりしなくなるのです。
もうそういう枠組みで見る彼氏には耐えられないし、そういう枠組みの職場や人間関係には耐えられなくなります。
自分でももちろんそういうことはしません。
ただ単にバカバカしいからです。
お子さんは、もう支配と従属の枠組みを越えて人生を生き始めることでしょう。
自発性と喜びと創造性と愛に満ちた、人間関係、仕事、家庭を求めるようなります。
それを自分で生み出すようになります。
支配と従属という意識のある人々に何の魅力も感じなくなります。
そこには優越感と劣等感、支配と抑圧、傲慢と我慢、そんなものしかないからです。
そういう枠組みから自分自身を救い出すことこそ、真の勇気なのです。
病気や不幸の原因の多くがこの支配と従属の副産物です。
自分はこの支配と従属から逃れられない、そのあきらめ、みじめさ、相手のせい、憤り、恨み、それこそが病気の源泉です。
寛容と、相手の自由の尊重と、思いやりの不足なのです。
自分をそこから救い出す強さの不足であり、相手を屈服させ、支配したい、思い通りに行動させたいという欲求に負ける弱さなのです。
心に愛と思いやりのスペースがないのです。
余裕がないのです。
今回あなたは寛容と思いやり、愛を生じるスペースを生み出したのです。
パブロフの犬の条件反射ではない「よりよい自分の選択」をもたらしたのです。
人間の最も偉大な特徴である、自由意志と違う選択を実際の生活にどうもたらすかとうことを実践したのです。
今までと違う選択をする、幸せになるということの本質はこういうことなのです。
これ以外にはあり得ません。
自分の人生が何も変わらないという人は、ただ単にこの自分のパターンを変えるということに取り組んでいないだけです。
支配と従属の愚かさをどうすれば越えられるか、その方法をお子さんはあなたを通じて学ぶことになります。
あらゆる家庭でこの達成がなされる時、あらゆる争い、あらゆる支配と従属、あらゆる戦争はなくなっていきます。
病気や不幸がなくなっていきます。
それは私たち人間が、どのような枠組みで人生や仕事、社会を見ているかということなのです。
ただそれだけです。
あなたはその偉大な達成をなされました。
これは本当に偉大な達成です。
多くの家庭が、多くの人間関係が、多くの職場が、多くの国と国が、今回あなが成し遂げたことができずにいるのです。
幸せというのは、相手を変えることではなく、仕事を変えることでもなく、どこかの国に行くことでもありません。
自分自身の見方を変えることによって、自分自身の身近な現実を変えることこそが真に偉大な達成なのです。
これこそが真の革命です。
革命とは政治に文句を言うことでも、ビラを配ることでもなく、誰かと闘うことでもなく、今までと違う政党や政治家に投票することでもありません。
その人が支配と従属のある家庭で育ち、そういう見方で世の中を見、そういう家庭、そういう人間関係をもっている限り、中身は何も変わっていません。
支配と従属がその人の本質だからです。
ただ、ラベルが変わっただけです。
今回あなたが成し遂げた達成こそが、真の革命であり、真に世の中を変えるということなのです。
それ以外に人類が変わり、地球が幸せで平和になる方法などないのです。
ですから人類は有史以来おろかな争い、戦争を繰り返してきたのです。
それは家庭に争いと支配と従属があるからです。
あなたこそが、真の革命家です。
> もちろんこれを継続できなきゃ意味がないことだともわかっています。
素晴らしいです!
何度も何度も同じことが起こるでしょう。
本当にあなたはこのパターンをマスターしたのか?
何度もチェックがはいることでしょう。
もし以前のパターンに戻るなら、真の意味で何も身についていなかったということです。
何も変わってはいなかったのです。
自分の理解はうわべだけのものだったのです。
ですから、その理解を確固たるものすべく、次から次にチェックが入るのです。
その時はにっこり微笑んで「来たな!」と思ってください。
自分の現実を変えたら、次にはそれを定着させる挑戦がはじまります。
何度も何度も挑戦を受けることでしょう。
形を変えて挑戦があるでしょう。
しかし、あなたの新しい現実が確固たるものになったとき、いつのまにか挑戦がなくなっていたことに気づきます。
その時、あなたは完全に新しい現実を定着させたのです。
自分が自分の新しい現実を定着させたら、周囲からの挑戦はなくなります。
それが本当に自分が変わったサインです。
あなたは自分の人生の支配者になったのです。