ご質問をいただきました。
「自然の力の南さんが1月15日から全世界の名前が消えたと言っています。個人や会社、臓器など名前があるものの名前がすべて消え、「殺す魂」が入っていると言っています。
榎本さんはどう思われますか?」
南さんが全世界から名前が消えたと言ったのは以前にもありましたよ。
もう忘れちゃったのかな(笑)
まずですね。
名前というのは言葉でできています。
言葉というのは生物が進化し、大脳ができて、言語野が発達して生じたものです。
それ以前から生命は何億年も存在しているわけです。
その時代は人間がおらず、言葉もなかったわけですから、名前もなかったわけです。
言葉や名前がなくても生命は存在し続けてきたし、全然困らないわけです。
また臓器にしても、人間が人体を解剖するにようになって初めて名前がつきはじめたわけです。
解剖は紀元前3500年頃に古代エジプトで記述され、紀元前1700年頃に写筆されたエドウィン・スミス・パピルスには頭蓋縫合や脳表面の状態といったことが事細かに記述されており、この時代にはすでに人体解剖が行われていたと推測されています。
その時に人体の臓器に名前がついたとして、たった3500年しかたっていないわけです。
もちろんそれ以前より、人類は存在していますから、臓器に名前がなくても全然困らないわけです。
また膵臓のランゲルハンス島のようにそれを観察する技術ができて初めて名前が付けらたものもたくさんあります。
これからも機器の精度は向上し、新たな発見があり、名前が付けられていくでしょう。
また毎年新種の生物が発見されています。
それらにも当然名前がなかったわけですが、全然困らないわけです。
もちろん今まだ発見されていない生物もいますが、彼らも全然困っていません(笑)
また、「殺す魂」が入ってるということですが、そもそも魂というのは誰の魂でも本来崇高で素晴らしいものです。
邪悪な魂というのは存在しません。
その本来の魂が邪念に覆い尽くされ、本来の自分がわからなくなった邪悪な人はいます。
その邪悪になった人が死んで肉体を失い、邪悪な霊もいます。
しかし、邪悪な魂というのは存在しないのです。
どんな邪悪な人でも、よくなる可能性はあるんですよ。
いや、幾多の転生を積み重ね必ずよくなると断言します。
魂こそは人間の最後の砦なんです。
神様は素晴らしいことに、その魂を永遠不滅のものとされたのです。
「力の使い手」は、その自らの本来崇高な魂を磨きだすこと、
その本来崇高で偉大な存在である魂に一歩一歩近づいていくこと、
そして、痛みを癒すことなどを通じて人々に貢献し、自分の経験を分かち合い、人々が自分の本来の素晴らしさを発現するお手伝いをすること、
それが「力の使い手」の役割です。
見えない世界の力を使わせて頂く人々はそれだけに邁進すべきなのです。