今、毎週金曜日18時、原発いらない人が首相官邸前に集まっている。
毎回、回を追うごとに人が増え、
| 開催地 | 参加人数 | |
| 5月18日（金） | 首相官邸前 | 約1000人（主催者発表） |
| 5月25日（金） | 首相官邸前 | 約700人（主催者発表） |
| 6月 1日（金） | 首相官邸前 | 約2700人（主催者発表） |
| 6月 8日（金） | 野田首相「国民生活を守るため再稼働すべき」と発言 | |
| 6月15日（金） | 首相官邸前 | 約１万２０００人（主催者発表） |
| 6月22日（金） | 首相官邸前 | 約４万５０００人（主催者発表） |
| 6月29日（金） | 首相官邸前 | 約１５万人（主催者発表） |
（2012年6月29日 赤旗新聞撮影）
自身も参加した元外交官の天木直人氏はブログで
「この数はこれからもどんどんと増えていく。文字通り日本の歴史の中ではじめての動き」
「（政治家）が、何々党の何々議員ですと名乗ってから話す。
しかしそのような自己宣伝がその場を白けさせるような、一般市民が主役のデモ」
「圧倒的な数の無名の声が、野田政権の原発再稼動に怒りをぶつけ、官邸を包囲する。」
「私がつくづく実感したことだが、これは世界で最も平和なデモではないかということ」
「デモ参加者は警察の指示に従って整然と行動する。立ち止まると渋滞するから歩き続けてくださいと警官がマイクで注意喚起すと、デモを主導する者たちがその警察の指示を守るようにと呼びかけ、参加者はそれを守る。
こんな平和的なデモは世界ひろしといえどもない」
ああいいねぇ～
何かを考え、集まり、表現することは日本では完全に自由であると憲法で保障されている。
日本国憲法第19条 思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。
日本国憲法第21条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
ただし、これを制限することができる。
日本国憲法 第13条 すべて国民は、個人として尊重される生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
公共の福祉に反したと判断された場合、私たちの自由は制限される。
公共の福祉に反するとは、石を投げたり、建物に突入したり、警察を叩いたり「みんなの迷惑」になると判断される時だ。
警察の指示に従って整然と行動している限り、決して私たちの思想、良心、集会、表現の自由は誰にも妨げることはできない。
ですからみなさん、明日は交通ルールをよく守って行動しましょう！
天木直人氏はまた以下のようにも書いている。
「ついでに言えばやたらに美しい女性が目についた。若い人も年配の人も。
正しい事をやっていれば人は美しくなるということか。」
なに！
美しい女性が多いとな！
私も遠くなければ、何がなんでも参加するところだ！
ぜひ、みなさんもお見逃しなく（何を！）
「（政治家）が、何々党の何々議員ですと名乗ってから話す。
しかしそのような自己宣伝がその場を白けさせるような、一般市民が主役のデモ」
でも、
政治家はそう挨拶するのが習わしです。政治家以外も「何何の何何です」と言うでしょう。
15万人の中には何十年粘り強く反原発の運動をやってきたごく少数の人も、
今までは原発推進に協力してきたたくさんの人もいると思います。
脱原発で協力してくれる限りは政治家も、これまで原発で潤ってきた
首長も資本家も迎え入れてそれぞれの立場に応じた脱原発活動をしてもらうよう
要請するべきだと思います。その配慮が運動をさらに広げるだろうし
またそうでなければならないと考えます。