お詫びして訂正します【米Q情報軍特殊部隊Eriさんツイート】「世界金融リセットが思ったよりも早く来るかも」は誤報でした。

2019年6月22日、米Q情報軍特殊部隊Eriさんは以下のツイートをされました。

私もこちらで記事にしました。

この記事は誤報でしたので、お詫びして訂正します。

英国銀行総裁のマーク・カーニーのスピーチの原文を検討した結果、

・英国銀行総裁のマーク・カーニーは声明を6月21日に声明を発表した。(2018年なら正しい。)

・その内容は来るべき金融リセットに関するものだった。(間違い。そんなことは言っていない。)

・彼は世界の金融システムが急速に”新世界秩序”へと移行していることを強調した。(正しい。)

・この場合、”新世界秩序”とはGCR/世界金融リセットのことを言っている。(間違い。そんなことは言っていない。)

と、判明しました。

検討のきっかけ

検討のきっかけは、私の記事を読んだ東京で都市銀行に勤めている友人が以下のメッセージをくれたことです。

そりゃそうだよなぁ~と思いながら、そのままになっていました。

Eriさんが6月22日に、「英国銀行総裁のマーク・カーニーは声明を6月21日に声明を発表した。」とツイートされたものだから、私もてっきり前日の発表かと思っていましたが、

実は去年の話

調べてみると、2018年6月28日のこちらの記事がネタ元になっていました。

え~っ!

去年の話かよ!

こちらの2018年6月28日記事の中に

英国銀行総裁のマーク・カーニーは声明を6月21日に声明を発表した。その内容は来るべき金融リセットに関するものだった。彼は世界の金融システムが急速に”新世界秩序”へと移行していることを強調した。この場合、”新世界秩序”とはGCR/世界金融リセットのことを言っている。

と、ありEriさんのツイートとまったく同じ文面ですから、1年前のこの情報をEriさんがリツイートされたことは間違いありません。

このINTELという英語のブログの以下の内容をネタ元のブログの筆者が以下の「重要部分と思われる部分のみ抄訳」した、ということです。

5. On June 21 the Bank of England Governor Mark Carney gave a speech, and it was all about the coming reset. He emphasized that the global financial system was moving rapidly towards a ‘New World Order’, which in this case was political speak for the Global Currency Reset. Here are some of the things he said:

6. The Bank recognizes that a new economy, a new world and new demographics demand a new financial system. While we prepare for great change, we will be guided by one constant: our mission to promote the good of the people we all serve.

7. This infrastructure must be overhauled now that the economy is on the cusp of the fourth industrial revolution and our demographic challenges are intensifying. Such profound changes demand a new finance.

英文の最初の5行を和訳したものだとわかります。

まず、マーク・カーニーが現在イングランド銀行の総裁であることは間違いありません。

(The Bank of England Governor Mark Carney)

2018年6月21日付のマーク・カーニーのスピーチ原文

2018年6月21日付のマーク・カーニーのスピーチは、イングランド銀行のサイトに原文がありました。(New Economy, New Finance, New Bank Speech given by Mark Carney, Governor of the Bank of England The Mansion House 21 June 2018

上の「INTEL」のサイトでは彼が言ったとして以下のように引用しています。

(〇ページ〇行目は私が追加)

 The Bank recognizes that a new economy, a new world and new demographics demand a new financial system.(スピーチ12ページの12行目)

While we prepare for great change, we will be guided by one constant: our mission to promote the good of the people we all serve. (スピーチ13ページの6行目)

This infrastructure must be overhauled now that the economy is on the cusp of the fourth industrial revolution and our demographic challenges are intensifying.(スピーチ4ページの16行目)

Such profound changes demand a new finance. (スピーチ4ページの19行目)

ですから、「INTEL」のサイトが引用したのは、マーク・カーニーのこのスピーチであるこは間違いありませんが、

このように「順番を入れ替え、切り貼り」しています。

本文を読めばわかりますが、インターネットの普及などによって銀行や金融のあり方も大きな変化が必要だという内容です。

それをこんな風に「順番を入れ替え、切り貼り」し、

その内容は来るべき金融リセットに関するものだった。

特に、この場合、”新世界秩序”とはGCR/世界金融リセットのことを言っている。

とするのは、明らかにこじつけです。印象操作と言えるでしょう。

中央銀行の総裁というのは公には当たり障りのないことを言うものです。2018年6月21日付のマーク・カーニーのスピーチ(New Economy, New Finance, New Bank Speech given by Mark Carney, Governor of the Bank of England The Mansion House 21 June 2018 )も当たり障りのないものでした。

この去年2018年6月21日のスピーチを元ネタにして、

今年2019年6月22日に、

とするのは、誤報だったと言っていいと思います。

今回の教訓

私はEriさんが米Q情報軍特殊部隊に所属ということで、一般には知りえない、非常に精度の高い特殊な情報をお持ちだという印象を持っていましたが、必ずしも彼女のツイートすべてが精度の高い情報ではないということがわかりました。

Eriさんがツイートしたからと言って、真に受けず、このように情報ソースにさかのぼって確認する作業は必要ですね。

彼女の情報のすべてが米Q情報軍特殊部隊の情報で確認されたものではないようです。

ただ、私はEriさんは善意で活動されていると思っています。

今回は、情報を捻じ曲げのは「INTEL」と言う英字サイトです。

この英銀総裁マーク・カーニーのスピーチを

英国銀行総裁のマーク・カーニーは声明を6月21日に声明を発表した。その内容は来るべき金融リセットに関するものだった。彼は世界の金融システムが急速に”新世界秩序”へと移行していることを強調した。この場合、”新世界秩序”とはGCR/世界金融リセットのことを言っている。

するのは、明らかにミスリードです。

・英国銀行総裁のマーク・カーニーは声明を6月21日に声明を発表した。

On June 21 the Bank of England Governor Mark Carney gave a speech,

(正しい。2018年なら。)

・その内容は来るべき金融リセットに関するものだった。and it was all about the coming reset. (間違い。そんなことは言っていない。)

・彼は世界の金融システムが急速に”新世界秩序”へと移行していることを強調した。He emphasized that the global financial system was moving rapidly towards a ‘New World Order’,(正しい。)

・この場合、”新世界秩序”とはGCR/世界金融リセットのことを言っている。which in this case was political speak for the Global Currency Reset.(間違い。そんなことは言っていない。)

このように正しい情報と、自分たちが印象付けたい情報をまぜて、あたかも英国銀行総裁がそういう風に言っているように見せかけるようにINTELという英字サイトが印象操作したと思われます。

私は引き続き米ドルの覇権体制は終了すると思っている

ただ私は引き続き米ドルの覇権体制は終了すると思っています。

10年以上前の2007年10月2日に私は「米ドルの崩壊が始まった!」という記事を書いて、その後の、金の急騰(米ドルの急落)を予想し、実際その通りになりました。

2019年7月現在でも、米ドルの覇権は崩壊過程にあると見ています。

10以上前の上の記事でも「なぜアメリカは破産しないのか、日本、中国、サウジアラビア等の対米貿易黒字国がアメリカにお金を貸し続けているからだ。」と書いていますが、その後この10年間やはりその米ドル覇権体制は続いてきました。

しかし、アメリカは米中貿易をしかけるなど、いよいよ「対米貿易黒字国はけしからん。黒字を減らせ」と関税を大幅に引き上げました。

そうなると今まで米国債を買って、米ドルをアメリカに還流させていた対米貿易黒字国はもう、これ以上米国債を買うことはできません。アメリカは自分で自分の首を絞めています。

今まで何十年も世界中から商品を買い続けてきた米国が、短期間で世界に商品を売る貿易黒字国に急になれるとは思えません。

米国は金融緩和で、米ドルを刷り続けるしかない。

案の定、FRBは2019年7月11日、10年半ぶりに利下げを表明しました。

(FOMC)議事要旨で「景気の不透明さが続けば、金融緩和が近く正当化される」と明記した。7月末の次回会合での利下げを示唆したもので、パウエル議長も同日の議会証言で「利下げの必要性が高まっている」と明言した。利下げを決断すれば、2008年12月以来、10年半ぶりだ。 日経新聞

それに呼応するように「勝手に刷れない」金は高値を更新しています。

(2019年7月11日現在金、1gあたりの価格(円))

同じく、「勝手に刷れない」デジタルゴールドと呼ばれるビットコインも高値圏にあります。

上昇(米ドルの下落)が急ピッチであり、もちろん調整はあるでしょう。

このマーク・カーニー英国銀行総裁の声明を「その内容は来るべき金融リセットに関するものだった。この場合、”新世界秩序”とはGCR/世界金融リセットのことを言っている。」とするのは誤報ですが、

私は引き続き米ドルの覇権体制は終了する(米ドルは下落し続ける)と思っています。

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『お詫びして訂正します【米Q情報軍特殊部隊Eriさんツイート】「世界金融リセットが思ったよりも早く来るかも」は誤報でした。』へのコメント

  1. アバター 名前:銀の音 投稿日:2019/07/11(木) 22:19:12 ID:1d30bca7f 返信

    そのご友人、たまにはお役にたったりするんですね (笑)

  2. 榎本 名前:榎本 投稿日:2019/07/11(木) 23:22:21 ID:cafd6b772 返信

    そうみたいですね〜(笑)(笑)

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